あらすじ
子爵家の次女レイチェルは、手芸と魔術にしか興味がない地味で引きこもりの残念令嬢。……だったはずが、名門伯爵家嫡男で国内随一の宮廷魔術士ゾイドの婚約者になった。そして、彼女の術式能力や魔力が皆無であることが国家機密レベルと判明し王宮に匿われていたのだが、敵国フォート・リーに攫われてしまう。しかもフォート・リーの宰相の息子ルークに婚姻を迫られて――!? 手芸&魔術オタクの引きこもり令嬢と美貌の宮廷魔術士の溺愛ラブファンタジー、波乱万丈の第2弾! ※電子版はショートストーリー『ゾイドの宝石』付。
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何もかもが美しくて嘆息・・
1巻も素晴らしかったけど、2巻はパワーアップしています!2巻はレイチェルが誘拐されてその先でのお話なのですが、相変わらず全くブレないレイチェルはあっぱれ!レイチェルの優しさは、色々な人を惹きつけますが、その中でも宰相の息子・太陽の騎士であるルークはレイチェルへの愛を通じて、大きな人間としての成長を遂げます。恋は人を成長させるなあ・・美しい小物やら、魔術の描写も美しく、うっとりとした気持ちになります。優しい気持ちで美しい世界にどっぷりと浸かりたい人におすすめです。
ライバル登場⁈
この話、男性サイドも熱いが女性サイドはもっと熱い!試し読みでは分かりやすく男性ライバルが示されますが、女性サイドの史実に残らない動きが本当に細やかで力強いです。歴史は注目を受けやすい一部だけでなく、多くの人々の願いの積み重ねで成り立つと励みを感じました。
1巻目は、凄く面白かったけど、今回のお話は、微妙。
拐われた先で、違う人を好きになるなんて、私的に許せない。
1巻だけで終わって欲しかった。
えぇ…
1巻目は文句なしにおもしろかったのにどうしてこうなった……が正直なところ…。2巻目うきうきで読み始めて、読んだのを後悔した。
1巻目の主人公のポジティブさはお花畑になり、刺繍を認めてくれる人ならホイホイ恋愛的に好きになっちゃうんかーい!って感じ。前作のヒーローゾイドは今回端役。いいところはあまりない。
主人公とゾイドが再会したときだったか、婚約者でいるのは~みたいな苦しみを言ってたけど、それ1巻目でやんなかった?次の人見つけたがらいい感じに別れるための言い訳か??ってひねくれた見方をしてしまう。
私の好みとしてヒーローヒロインともに一途でいてほしいってのは強いんだけど、主人公がほんと嫌いなタイプに変わってしまった。
そんなんでたまに挟まるラッキースケベ的なのとか、下ネタ的なものも、いつもならまぁ好きじゃないけどスルーするものも、なんかキモッを増幅する感じに。
結局元通りなんだけど、帰りに新ヒーロー(未遂)に贈られたストール肩に掛けて「あの人に抱きしめられてるみたい」とか思うの心底キモッだった。完全に心は新ヒーローじゃないですかーやだー!浮気性な主人公むり…むり…。どうせなら新ヒーローに走って、さらに次の巻でさらなる新ヒーローに走ってくれたらある意味「おもしれー女」枠になりそう。