あらすじ
幻想に満ちた魔術学院ドラクロウ。偉大な師の元で愛され育った天才少女・シャロムは、突然魔力を失い、今は学院の落ちこぼれだ。
ある朝シャロムが妖精の悪戯に困っていると、一人の少年に助けられる。
口の悪い彼は学院一優秀な生徒・ユエルで、なぜかシャムルは試験のパートナーに見込まれてしまった。
躊躇いながらも協力し、次第に心通わせる二人。だがシャロムは悲しい真実を知る。呪いに蝕まれ、もう決して元の<雨の魔術師>に戻れない事を――。
すれ違いながらも二人の魔術師が歩む、恋と再生を紡いだ物語。
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Posted by ブクログ
出てくる魔術師たちは程度の差はあれど極端な方たちが多いなという印象。
シャロムは特になあ。
呪いの件は後半段々と予想ができたので、真実が出てきたときに「やっぱりか!」と思った一方、復活後の容赦のなさが。
いやいや、簡単に殺生しないでー!(後で一応フォローはあった)
魔力ゼロからの無双への振り切れ具合が極端。
恐るべし、雨の魔術師。
一番驚いたのは師匠の正体。
ユエルじゃないけど、本当に驚いた。
しかも、そこにいたんかーい!という。
流石シャロムの師匠……やはり変わり者である。
ユエルも頑張ったんだけど、復活後のシャロムが強すぎたのと「俺たちの戦いはこれからだ」エンドになってしまったのもあって、あまり報われていない感じが……
いい感じだったのにヘタレたからね、仕方ないね。