【感想・ネタバレ】彼女はジャンヌ・クーロン、伯爵家の降霊術師のレビュー

あらすじ

「生きている人間って、だいたい退屈」
彼女の名前はジャンヌ・クーロン。独立独歩の最強令嬢、登場

伯爵令嬢のジャンヌは霊が見える。
さらに歯に衣着せぬ物言いを母親に疎まれ、十歳から修道院に入れられていた。
月日は流れ十六歳のある日、女伯爵である姉マリーズから帰宅を促す手紙が届く。

クーロン家でジャンヌを待っていたのは、大量に生き霊を憑けたマリーズと、伯爵家存続のための意に沿わない結婚の話だった。
ジャンヌはマリーズに「生き霊を払ったら結婚の話をなしにする」という交換条件を持ちかける。
そこで明らかになったのは、マリーズのとんでもない裏の顔で――。

霊を蹴散らし従える令嬢ジャンヌのホーンテッドコメディ、開幕!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この妹にして、この姉ありというか、この姉にして、この妹ありというか。
クーロン家の姉妹がそれぞれ別ベクトルでやばすぎる。
その間に挟まれたアロイス、難しい立場だっただろう。

姉に憑いた生き霊を祓うために奔走する妹(+執事のじいの霊とわんこ)の物語。
の筈が、終盤は姉が持っていった気がする。
終盤は妹の存在が完全に霞んでたので。
そこに、妹の方に思いを寄せながら、姉と体の関係を持ってしまった哀れな男性も登場。
彼、本当に哀れで……最後多少は報われた気もしないでもないけど、そもそも生きた人間に興味のない妹ちゃんが何故彼を気にし出したのか、決定打が弱かったので腑に落ちなくてですね。
妹ちゃんを理解してくれる人であるのは間違いないし、過去にも縁はあるんだけど、彼女覚えてないからなあ。
引くことはあっても、惹かれる理由が分かりにくかった。

生き霊飛ばしてた相手に対する制裁も、え、それで終わり?だったのも、うーん。
遺恨は残らないかもなんだけど、ここまでの展開が破天荒だったのにめちゃくちゃ地味な終わりだったのが物足りなくて。

何しろキャラがそれぞれ強烈だからね。
展開ももっとコメディにはっちゃけてもよかったような。
濃いキャラまみれの中、じいとわんこが癒しだったよ。
じいは早とちりで色々やらかしてはいたけど、そこも含めて愛おしかった。
こんな霊ならそばにいて欲しいわ。

1
2024年01月30日

Posted by ブクログ

なんでこれ買ったのだろう?何かと間違えた?
いやぁ・・レーベル的にありえないだろうしなぁ・・
まあ、コバルトっぽくはあったけど、読めた。
読めたけど、こうやはり少し趣味とは違う。

0
2024年05月12日

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