【感想・ネタバレ】昭和の夢は夜ひらく(新潮新書)のレビュー

あらすじ

昭和百年とはいうけれど、歴史として語られる数々の出来事と、戦前、戦中、戦後にかけて自身が経験してきた事々は、重なるようでいてどこか重ならない。戦争と引揚げの記憶、貧しかった青春時代、かつての文壇での交友や歌謡曲の世界、そして逝きし人びとの声――連載十二年に及ぶ「週刊新潮」の人気エッセイから三十六話を厳選、忘れ得ぬ時代の原記憶が鮮やかによみがえる。

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Posted by ブクログ

 週刊新潮のエッセイからの抜粋である。昭和7年生まれの五木さんは父親と同じ年でこんな父親ならきっと自分も違った人生を歩いていたなと思ったことがあります。
 そんな五木さんが昭和を語ってます。

 時代とは、政治でも社会機構の変動でもなく、人、である。その人物の仕事やキャラクターを通じて時代を実感する

 昭和はラジオ、テレビを媒体とした、歌謡曲、アニメ、漫才などすべてが人を介し、私も心の奥底にとどまっています。
 平岩弓枝さんとの箸帯の思い出は面白いね。

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2025年11月27日

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