あらすじ
「ついてこれるか? セシリー。俺の溺愛は――“加速”するぞ」
おとぎ話のお姫様のように王子様と恋に落ちることを夢見ていた魔女のセシリーは、旅の途中でピンチを救ってくれた騎士団長のジークに一目ぼれをする。
たが、ジークが魔女のことを差別していると知ってしまい、セシリーは乙女心をもてあそばれた復讐に惚れ薬を飲ませようとするが……!?
「まさか、惚れ薬の効果がここまですさまじかったなんて」
――クールなはずのジークから注がれる甘すぎる愛は、偽り? それとも本物?
ピュアで奥手な二人のもどかしくて焦れったい恋物語!
※本作品は連載時の単話販売です。
単行本版の内容と同一部分がございますので、重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
セシリー
魔女として生まれたセシリーは、15歳になると2年間世界を巡る旅をしなければならないという魔女の里の掟に従って、外の世界に出ました。人里に出るときは魔女の証である赤い目の色を変える目薬を使います。収入を得るために彼女は野菜や薬草を王都に売りに行っています。効果が切れそうになったので、再度目薬を差そうと思ったところ、家に忘れてきたことに気づきました。そのため最後に訪れた店で魔女ということがバレてしまい、魔女というだけで布を盗んだ犯人に疑われてしまいました。酷い話ですね。