【感想・ネタバレ】青を欺く【電子特典付き】のレビュー

あらすじ

俺、城原千太郎はウソつきだ。
空っぽな自分は表に出さず、他人の仮面を被って毎日をやり過ごす。
だがそんな高校生活はある日、小悪魔かわいい後輩女子・霧乃雫に打ち砕かれた。
『映画監督』の霧乃は「ウソつきは、役者のはじまりです!」と俺を自主制作映画に引きずり込む。
しかも期待でキラキラした顔で撮りたがるのは、俺が演じる「最高にイケてる役」!?

加えて学級の人気者だが本性はサバサバ系女優の桜に、体育会系のボス・石田もチームに入り撮影はスタート。
しかし、とあるトラブルから映画作りは難航してしまう。
その裏には霧乃の隠し持った想いが──?
ウソだらけで、間違って。でも、この青春はきっと止まらない。
【電子限定!書き下ろし特典つき】

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このお話し、城原千太郎と霧乃雫とのラブコメなのか、桜はるかと石田鉄人を加えて自主映画を舞台にした青春劇なのか、別に気にする必要も無いのかも知れませんが、何だかもの凄~く気になります。
霧乃雫の映像作品に賭ける想いは本当だろうし、城原に向ける想いもフィルターが多くて掴み難いけど…、城原の方も小6のトラウマからウソで塗り固めているし、素直じゃないキャラばかりで、まぁ面白い。

取り敢えず、城原は自転車のサドル高さを戻すぐらいの工具は携行しようね!

0
2024年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

情景描写が素敵だなぁと思ってたけど、霧乃の葛藤を読んで心情表現までスゴかった。映像制作や役者をモチーフにする作品を小説で表現するのは難しそうだったので、どんな結末に着地するのか期待してたけど、気持ち良い青春小説でした。

0
2023年12月30日

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