あらすじ
お互いに片想いだと勘違いしたまま政略結婚生活を送る、ソフィーナとフェルドリック。
敵国の侵攻による兄の窮境を知ったソフィーナは、戻らない覚悟で城から抜け出し、二人の従者と共に祖国ハイドランドへと向かう。一方、残されたフェルドリックは彼女の身を案じ、救出のため手を尽くしていた。すれ違ったまま離れてしまった二人だったが、それぞれの地で互いへの想いは募っていき――。
素直になれない二人の恋の行方は!? 究極のすれ違いロマンス、大波乱の第2巻!
【登場人物】
◆ソフィーナ
ハイドランド王国第二王女。政務に通じている聡明な姫ながら地味な容姿がコンプレックス。
◆フェルドリック
カザック王国王太子。誰をも魅了する美青年だが、内面は辛辣。実はとある葛藤を抱えている。
感情タグBEST3
面白かった!
作者さんの文体にも慣れw、本巻も一気読みでした。
このくらい拗れまくってくれた方が、読み応えがあっていい⁈w
お気に入りの作家さんになりました!
また新作が出たら、是非読ませて頂きます。
面白かったです!
面白かった
1巻は主にソフィーナの気持ちがしんどくて辛いですが、少しずつフェンドリック視点も出てくると、早くソフィーナに告白しなさいよ!と…。ちゃんと幸せにしなさいよ!と…。本編はWEB版より加筆されてるので、更に主人公たちの内面がわかりやすくなってます。WEB版にはフェンドリック視点のお話や番外編もあるので、そちらもお勧めです!コミカライズも決まってるらしいので、そちらも早く読みたいです。
Posted by ブクログ
いやもう振り回されたなあという印象。
誰にってフェルに。
フェルの恋心に、かな。
有事の時、今回のような戦争時は非常に優秀なんだけども。
ソフィーナの人望だけではどうにもならなかった部分を(そもそも戦争が起きるなか母国ながら人望だけである程度どうにかなったことが凄いが)ちゃんと対処できる有能さ。
何故それがソフィーナ相手だけは、ああもへっぽこなのか。
互いに本心を話していないというのはあって、ソフィーナもその点反省していたけれども、9割はフェルのせいだと思う。
結局、告白らしきシーンでも100%の本心では話してなかったよねきみ。
自分の恋心については、あのシーンでも理解しきれてなかったのかな……ポンコツめ。
主役二人のもだもだにある意味苛立ちつつ、戦争については手に汗握って見守り、そんな中一番の衝撃をさらっていったのは、フェルの鈍さよりもフィルとアレクサンダーだったかもしれない。
この二人の方がキャラ立ってたんだよなあ。
あとヘンリック。
フェルの正体バレとアレクサンダーのキャラ崩壊が衝撃的すぎて……あの二人だけで別の話書ける気がする。
主役を食うなよ、お二人さん。
スピンオフも希望
2巻でようやく気持ちが通じましたね。しかし、素直にはなかなかなれないようですね。ヒロイン、ヒーローの二人の話も面白かったが、ヒロインの護衛騎士のフィルと旦那さんのアレクサンダーのスピンオフを希望!