あらすじ
間取り好き、建築好き必見!
家の自由研究に情熱を注ぐ小学3年生・家村道生の「住みたい一軒家探し」は続く!
母親と団地でふたり暮らしの道生は、将来一軒家に住むことを夢見ていた。お馴染みのお菓子「チョコDEパイ」を片手に、気になるお家の扉をたたく――。
屋根に富士桜が生えた藤森建築のお家、かやぶき屋根の家、アメリカンハウス、銭湯のある家、猫がたくさんいる家など…町内の気になる一軒家を訪ね、家主と交流しながら自由研究を進めていくうちに、道生は新たな悩みに直面することに。家主の人生が見え隠れするユニークな建築造形の魅力と人間ドラマを描く、待望の第二弾!スイーツにも注目!
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Posted by ブクログ
散歩をしながら家を見るのが大好きな小学3年生の家村道生くんのお家研究日記の第2弾。
気になるお家を見せてもらえませんか?と物怖じせずにお邪魔する道生くん。
今回も目を惹くお家が続々と登場。
そして、お礼のチョコDEパイも持参してる。
それぞれのお宅で何かしら食べるのも興味深い。
第1話〜ミモザの咲くアメリカンハウスではサッポロ一番塩らーめんを道生くんが作って一緒に食べる。
第2話〜節約家の古い平屋ではヤマザキのアップルパイを温めてその上に明治エッセルスーパーカップを乗せて食べる。
第3話〜藤森建築に泊まれる家では飯島商店のみすゞ飴を食べる。
第4話〜金継ぎ職人のかやぶき屋根の家ではかまどで炊いた塩むすびを食べる。
第5話〜猫がたくさんいる家では明月堂博多通りもんを食べる。
第6話〜1階が喫茶店の家ではデコプリンを食べる。
第7話〜銭湯のある家では神田葡萄園マスカットサイダーを飲む。
第8話〜彫刻家の石の家ではロッテパイの実を食べる。
第9話〜道生の未来、第1弾で大人になった道生を思いだした。
道生くんって大人と普通に会話するなかで、亡くなったお父さんのことも隠さずに喋って、自然と相手との距離感を縮めているのが凄い。
大人も自分のことを振り返って反省したり、いろんなことを気づかせて貰ったりしている。
もちろん、道生くんもいろんなことについて考えるきっかけを与えて貰っている。
お家だけではない人との関わりも大切だと感じるのは、道生くんの純粋なところなんだろうな。