【感想・ネタバレ】この雪原で君が笑っていられるように 1のレビュー

あらすじ

10年後×幼なじみ ヘビーラブストーリー

しんしんと雪が降り続く、福井県の冬。
女ガキ大将だった白鹿むくは、祖母、母、自分、妹の女4人の家で、
祖父の介護を常とする「ヤングケアラー」として青春を過ごしてきた。

そんな生活が、何年も、何年も続き、
自分のやりたいことも、自分の性格さえも見失っていたある日、
電車で出会ったのは、やたら背の高く陰気でオタク喋りな男。

彼との出会いが、むくの運命を「二度」変える――

10年越しに出会う、幼なじみとのピュア&ヘビー・ラブストーリー!

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ヤングケアラーとは、というよりも、むくちゃん祖母と母は、別な意味でむくちゃんのことを虐待しているのではないだろうか。さくと、ゆうとが帰ってきてくれたことは、彼女にとって幸いだろう。いのりちゃんを救出しないと。

#ダーク

0
2024年09月01日

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こわい

おばあちゃんがニコニコやばいことばかり言っていて、怖すぎでした。
むくちやんがかわいそすぎて…
ちゃんと戦って欲しいです。

#怖い #ドロドロ #ダーク

0
2024年08月03日

ネタバレ 無料版購入済み

この雪原1

う~ん。まさかの重いテーマ。ヤングケアラーのこと。社会全体で考えていかなきゃなテーマですよね。マンガでわかりやすく伝えてくださっていて素晴らしいです。

0
2024年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「家族なんだから」「助け合わないと」
私は呪いの言葉だと思う。

主人公のむくは、家族に弱音を吐かずに祖父の介護を1人で行う。

「疲れた」「もっと遊びたい」「でもみんなありがとうと言ってくれる」「こんなこと考えちゃ駄目」
頭の中で様々な言葉が海となり、沈み、溺れて、息ができなくなっていく。
言葉にできない言葉の海が度々出てくるのがとても印象的だった。

「理想の世界を夢見るから、私は現実を生きていられる」
私も同じことを思って生きてきたので、とても主人公に共感した。同時に同じ人がいてほっとした。

そして、「むくの時間を無計画に使う方がよっぽど薄情だよ」と言い放った幼馴染みの優都。
一見冷たく見えるかもしれないが、彼には彼自身の正しさの中に強い優しさを感じた。
登場人物の中で唯一、感情論抜きで話すところが良かった。

「名前がついていく」
「暖かい海で溺れてゆくようだった感情に」
「私の人生を漕いで行ける」

私は本屋さんでこの本をお恥ずかしながら、号泣しながら試し読みをした。
何度読んでも美しい雪景色と、現実の虚しさが心に沁みるお話だ。

でも、
この雪原で君が笑っていられるように。

0
2024年01月19日

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