【感想・ネタバレ】お葉の医心帖 つぐないの桔梗のレビュー

あらすじ

奉公先のいじめで絶望し、身投げしたところを救われたお葉が、町医者・道庵の診療所を手伝い始めて四カ月。命の尊さを知り、患者を救うことに遣り甲斐を見出していた彼女に、試練が訪れた。かつていじめられた奉公先のお内儀が患者としてやってきたのだ。自分を苦しめた相手を救うことができるのか? 道庵の元弟子で、長崎で蘭方医学を学んだという訳ありの源信も加わり、お葉は医者として成長してゆく。感動必至の医療小説!

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Posted by ブクログ

内容(ブックデータベースより)

自分を苦しめた相手を癒すーー。お葉が挑む、医療の険しい道。

奉公先のいじめで絶望し、身投げしたところを救われたお葉が、町医者・道庵の診療所を手伝い始めて四カ月。命の尊さを知り、患者を救うことに遣り甲斐を見出していた彼女に、試練が訪れた。かつていじめられた奉公先のお内儀が患者としてやってきたのだ。自分を苦しめた相手を救うことができるのか? 道庵の元弟子で、長崎で蘭方医学を学んだという訳ありの源信も加わり、お葉は医者として成長してゆく。感動必至の医療小説!

令和7年10月20日~22日

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2025年10月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

道庵の元弟子の源信は蘭方の医学を学び出世欲もある人物です。道庵を尊敬するお葉には気に入らない面もありますが、腕は確かです。今後、お葉達との関わりがどうなっていくのか楽しみでもあり、気がかりでもあります。

そしてこの巻ではお葉をいじめていた元奉公先のお内儀さんが患者としてやってきます。
養生部屋で看病するお葉には当然ながら葛藤があります。
でも命は尊いもの、この仕事をしているからには助けるもの、という信念にたどり着き、懸命に看病します。
お内儀さんが家に戻る時、元奉公先の娘多加代に「お葉先生」と呼ばれた時、お葉は過去を少し乗り越えたられたような気がしました。

老舗の大店の隠居の話『日溜まりの庭』はラストがほのぼのとして好きです。

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2025年10月11日

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