【感想・ネタバレ】100歳の超え方のレビュー

あらすじ

高齢者専門の精神科医として35年にわたり医療に携わってきた著者が、アンチエイジングのための心の整え方、習慣、考え方、健康法などを説き、健康で豊かに老いるための思考法と生活術をアドバイス。
健康診断はやめる、断捨離はしない、余計なことにクヨクヨしない……など、「気がつけば100歳」の人の共通点とは?
かつては「80まで生きれば十分」と言われたが、いまは「80過ぎてもまだやれる」の時代。「嫌なことを我慢せず、好きなことだけをする」「年下の友達をつくる」「自分の介護プランを考えておく」など人生100年時代への提言が満載の一冊です。

プロローグ 長生きするほど、楽しみが増えてくる
第1章 「気がつけば100歳の人」の共通点
第2章 幸せな長生きのために、いまあなたができること
第3章 「60の手習い」、いまなら「80の手習い」
第4章 身体の老いなんか、気にしなくていい
第5章 すべての病は、老いの友
第6章 介護から始まる人生がある
エピローグ 手を取り合って100歳を目指そう

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

明日の仕事さえ見えない人もいる中年。75歳までは自活してくれといった安倍総理。
年金だって満額もらえないけど、今の会社経営は先細りでいつまで雇ってもらえるだか。
そんな人も多いだろう。私もそんなひとり。

この本の100歳なんてとても考えられない。
なるべく痛い思いはせず生活に困る前にさようならしたいと思っている。けれど、きっとそうはいかないだろうから、なにか対策はないかとこの手の本を読む。特に和田秀樹先生の本はエッセンスだ。

内臓は大丈夫でも足腰が持ちそうにない。社会との接点も減るだろうという定年後、そんなに長く行きる励みになるものあるだろうか。
この本で考え始めたのは、介護を受ける側としての覚悟だ。何なら許せて何は自尊心が許さないのか。自分の中の基準。そして、丁寧な暮らしを理想とする几帳面な人でも、雑に暮らすことをよしとする変化を受け入れる必要があるということ。

医療もそうで、今は仕事中に診察にいくので内容より早く診断してもらい早く処方箋をもらい会計を済ませるに尽きることが、フィーリングがあいいかに自分の話を聞いて親身になってもらう会話を楽しくできる医師に出会うまで頑張って探せば…という提案。

一人暮らしに誇りを持ち、時間に追われない生活をいかにエンジョイするか。これがテーマのような100歳の超え方だ。

0
2024年04月28日

「暮らし・健康・美容」ランキング