あらすじ
本書の提言の一部を箇条書きにすると
・なし崩しの「移民解禁」にNO!!
・労働力不足を海外の「低賃金労働者」で補おうとした欧州のような地獄化を避けよ。
・国境を乗り越えて稼ごうとする強欲グローバリズムに対して門を閉じよ。
・WHOから脱退せよ=パンデミック条約に調印すれば「世界政府」の家畜になる。
・日本企業の利益も情報も知財も健康も文化も奪われてきた。今からでも守ろう。
・今、戦後レジームから本当に脱却しないと、永久に占領は終わらない。
・現状のままの日本では「米国」と「中国」に山分けされてしまう。
・「正しく鎖国」し、「正しく戦い」、国力を整えて誇らしい日本を次世代に渡そう。
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Posted by ブクログ
オーストラリアに20年在住経験があり情報アナリストとして見識の深い筆者が、現在日本における様々な問題を取り上げ、今のままでは本当に日本は消えて無くなってしまうと警鐘を鳴らしております。
前半では埼玉県川口市で実際に起きているクルド人による移民問題、行き過ぎたグローバル全体主義の解説など、日本に現在進行形で起きている危機について現地のレポートなどを交えながら詳しく解説をしておりますが、特に日本人が本当に知るべき重要な点は第4章以降の内容だと感じました。
日本が今もなお、アメリカの属国であることに気が付いている日本人はどの程度いるのでしょうか?日本人は改めてそのことを強く認識しなければなりません。この本ではサンフランシスコ講和条約と同時発行された米国による無期限の占領継続条約である日米安全保障条約の詳しい解説と、吉田茂元首相(現麻生大臣の祖父)が日本を米国の永久植民地に固定した男として詳しい解説がなされています。
そして、今の自民党の宏池会が吉田茂の流れをくむ会派であるということで、宏池会である岸田首相が米国の属国であるお手本のような政策を次々と掲げることにも繋がっていることが理解できます。
このまま岸田政権、はたまた自公政権が続くようだと日本は本当にグローバル全体主義に飲み込まれて消えてなくなってしまいます。この本では「シン・鎖国」を唱え、各国で立ち上がった反グローバリズム勢力と繋がり、協力することの重要性も提言しており、私もその必要性を強く感じました。
ひとりでも多くの日本国民が、今の日本の置かれている立ち位置、迫りくる危機に対して気づき、そして声を上げてグローバル全体主義に対してNOを突きつけ、一致団結していくことが必要であるとこの本を読むことで改めて再認識しました。