【感想・ネタバレ】わかれ道 風烈廻り与力・青柳剣一郎[64] 風烈廻り与力・青柳剣一郎のレビュー

あらすじ

忘れるために生きてきた――
下級武士から次席家老へ。その優れた才覚ゆえに、
人生を狂わされた男の過去を知った剣一郎は……。
どの巻からも楽しめる!大ロングセラーシリーズ第64弾。

浜尾藩飯田家の次席家老風見貞之介は、藩主の乱心に翻弄されていた。嫡男がいるにも拘わらず、突如側室の幼子に家督を譲ると言い出したのだ。
このままでは藩を二分する事態に。貞之介は懸命に説得するが、藩主は聞く耳を持たない。挙句の果てに嫡男派と思しき刺客に襲われる。
見廻り中の青柳剣一郎に助けられた貞之介は、その人柄を信頼し、己の心情を吐露し始め……。

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Posted by ブクログ

ある藩の家老が襲われるところに遭遇した剣一郎。
市中では、一度見たら忘れられない美しく妖艶な女を妾として囲っていた店主が喉を掻き切られて死ぬ事件が。

猫の蚤取りを商売とする太助は偶然にもその妾に猫の行方を探させていた。

二つの事件が遠い過去につながる。

藩の跡取りをめぐる分裂を防ぎ、ご多分に漏れない藩の経済を救う婿入りした手腕のある若き家老、風見貞の介。
死んだと思われていた元許嫁の美貌の美保こと木枯らしお銀。

悲恋と藩の内紛が紡ぐ物語が絶妙!

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2023年10月22日

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