【感想・ネタバレ】一番手柄 取次屋栄三[10] <新装版>のレビュー

あらすじ

悩める若き栄三の活躍。
〈取次屋 誕生秘話!〉
人の世話をすることでつながる、損得抜きの上等の縁
人情時代小説シリーズの前日譚 特別長編!

剣術好きが高じて剣客になった野鍛冶の倅・秋月栄三郎は、金と権威に転ぶ侍の世界に失望し、将来を見出せずにいた。
そこへ父の正兵衛が訪ねてきて「源蔵というおもろい男の世話を焼いてやってくれ」と言う。かつて火盗改の手先だった源蔵も、今や法螺吹きと称され失笑を買う隠居暮らし。どうやら源蔵は、ある盗人を追いかけているらしく……?
若き栄三、最初の“取次”!

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Posted by ブクログ

このシリーズ初の長編だったけれど、長編も重みがあって良いものだ。栄三郎の親父は、独特の味があって、この親あってのこの息子、という暖かみが感じられて、ジーンときた。主要な登場人物も出てきて、その後の展開と繋がって、今後の話への期待が高まる。

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2025年03月23日

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