【感想・ネタバレ】たとえ恨まれていても、わたしはあなたが大好きです! ルーニカノベルスのレビュー

あらすじ

憎みながら、恨みながら、本当はおまえを……。

国王の異母弟クルトが幽閉されている城に世話係として送り込まれたロサ。元婚約者のクルトは、常に無表情なロサの心を分かってくれた人。ロサは今も世界の誰より彼を愛していた。けれどロサはクルトを裏切り、幽閉に追いやった張本人。公明正大で優しかった彼は、裏切りをきっかけに人を寄せ付けなくなっていた。それでもずっと彼に会いたかったロサは、彼を執拗に追い回し、かいがいしく世話をする。やがてクルトは徐々に態度を軟化させていくが、その矢先、ある事件が起こり――!? さらには過去のロサの裏切りの理由を知って……。

【目次】
プロローグ
1章(かなり一方的ながら)感動の再会
2章 絶対にときめいてはいけない日々
3章 鋼の無表情と猫かぶりの真実
エピローグ

【著者】
最賀すみれ
2012年『三千の夜の欲望 エロティック・アラビアン』(ティアラ文庫)で作家デビュー。近著に『寡黙な近衛隊長は雄弁に愛を囁く』『軍人は愛の獣』(ともにソーニャ 文庫)等がある。

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実によかった。

作家さん買いです。

笑えるし切ないしでいろんな気持ちが押し寄せるお話でした。

クルトの冷たい言葉と裏腹に煮えたぎる愛情が素晴らしくみずみずしい描写で描かれていて、ロサの無表情ながら揺れまくる気持ちの描写も素晴らしく微笑ましかったです。

ロサは賢いしかわいいしで、すっかりファンになりました。
の2人がずーっと大人になって出てくるお話が読めたらいいのに。

そしてネヴィルの頭悪すぎる様子は清々しいまででした。
ざまあみやがれ。

次のお話も楽しみです!

#笑える #切ない #ドキドキハラハラ

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2025年06月30日

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