【感想・ネタバレ】剣、花に殉ずのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

宮本武蔵と同時代の剣豪雲林院弥四郎を描く剣豪歴史時代小説。

雲林院と書いて「うじい」と読むことすら知らなかった主人公の弥四郎が実在の人物であることも驚きました。
もちろん、歴史資料に残っている記述があるとはいえ詳細はわからないと思うので、エンタメ的小説が作りやすかったのだろうとは思います。
新当流も新陰流も実在の流派だし、大名の細川忠利が副主人公格でその兄興次や後に召し抱える足利道鑑や息子の左京、商人の浜田弥兵衛なども実在の人物で、タイオワン事件なんて知らなかったので勉強になりました。
著者の博識ぶりには驚愕です。
キリスト教関連だと最近読んだ伊藤潤の「デウスの城」にもつながるものがありました。
ただ、タイトルが残念すぎでした。

0
2024年05月15日

「歴史・時代」ランキング