【感想・ネタバレ】どうも、前世で殺戮の魔道具を作っていた子爵令嬢です。2のレビュー

あらすじ

「俺が君を見間違えるはずがない」

筆頭魔道具師としての前世の記憶を持つクロエは、親友の婚約破棄騒動をきっかけに命を狙われ隣国へ亡命中。
しかし、身を隠しながらも生活費を稼ぐために始めた薬屋が大人気に。新天地での生活に慣れ始めたのも束の間、再び王子一派の魔の手が忍び寄り、命が脅かされてしまう。
時を同じくして亡命先に王宮付き第一騎士団の副団長・オスカーがやってくる。彼はどうやら王宮の井戸水異物混入疑惑を解決するためにやってきたようだが、実は別の目的もあるらしく――?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

洗脳はやっかいだよねぇ。多少作戦が雑でもどうとでもなっちゃう。前世にクロエが作ったものだけど、現世にクロエがいなかったら普通に乗っ取り成功してたよね。あとは洗脳効かない王族。さすが王様やってるだけある。
表紙がウエディング姿ぽかったのでそこまで進展するのか?と思ったけど、自分の心に鈍感なクロエと誠実なオスカーらしい終わり方だった。

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2025年04月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

限られた人たちの中で騒ぎになっていた王宮の水の異変から物事がより大きくなった2巻。
まさかクロエの前世絡みの話になろうとは。
黒幕の断罪も含めての諸々の騒ぎは決着がつくが、その幕引きをクロエ自身が「わが子」の命を断つという選択でもって迎えたのが切なかった。
ずっと後悔していた部分だったからね、自身の手で決着つけられたのは区切りにはなったのか。
黒幕がど畜生だったので、思う存分やれたのもよかったかも。

一方で完全決着にならなかったのは恋愛方面。
オスカーからの告白はあったし、諸々察してアルベルトは想いを伝えないまま身を引く模様だが(切ないね)クロエからの明言はないまま。
まあ明言がないだけで、矢印は誰に向かっているかバレバレだけれども。
新しい魔道具作れたことより彼に会えたことの方が嬉しいという発言は、もう告白だしね。
今回は事件解決、過去との決着で手一杯だったクロエだから、今はこれで十分だろう。
これからは今世のことで精一杯悩んで、精一杯生きてほしいと思います。
魔道具オタクが、魔道具よりも嬉しいと思える相手のそばで。

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2024年02月11日

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