あらすじ
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話題騒然のテーマ!
シュメールもエジプトもユダヤもケルトも――世界史の民はなぜ海洋民族ラピュタと共に縄文日本に結集したのか?なぜ巨石文明の遺跡が日本列島から続々と発見されるのか?
日本列島は先進文明の証拠群そのものであった!
海洋民族ラピュタと巨石文明の遺跡が織りなす決定打!
真実の日本の歴史では、日本は世界の中心にあって惜しみなく万人に幸せを振りまいていた。海洋民族と共に世界の情報を共有し、その価値を認め、さらに技術の先端を見つめる縄文1万年があったのだ。
7200年前頃、環太平洋を麻布の帆と双胴のカヌーで悠々闊歩するマオリ海人族がいて、彼らがボルネオ付近の湊川人(ムーの末裔)とミックスしながら海洋民族となる。これがラピュタである。
地球温暖化による火山爆発。この当時の天変地異を収めるために、古より巨石による宇宙神信仰をもつラピュタと縄文人は協力して、巨石文化を駆使した。
熊襲、ケルト、物部、蘇我、ドルイド、ヘブライ、フェニキュア、サンカ
それらのすべての秘密はここにあり!
ギルガメッシュ叙事詩は語る。「シュメールの民は東海の蓬莱山(日本)を目指した」と!
日本の歴史は
日本中心の世界史は
超不都合な真実として
葬り去られて来たのだ!
6000年前頃、世界が砂漠化していく中で、日本は悠久の森の文化を湛えていた。山からは真水が湧き、森には収穫が溢れ、何不自由ない邑(むら)の生活があった。そこへ世界中の民が海洋民族ラピュタに伴われ、蓬莱山ディルムンにやって来た。日本民族は、船団のマレビトを一世一代の手料理でもてなし、その季節を共に祀ったのだ。
しかしある時、金属文明が生まれ、世界は一気に搾取社会へと変身していく。
戦争のない縄文1万年もシューメールの民の到来とともに変質していく!
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Posted by ブクログ
著者の研究内容をバラバラと紹介した本書。記紀や世界史の知識がないと分かりにくいところがあった。また、系統立ててまとめられていないので、重複したりスッと入ってこない所もあった。
ただ研究されている内容は大変面白く、縄文時代や記紀などの神話で扱われる時代の、学校では曖昧にすっ飛ばした歴史が、より生々しくリアルに人々の姿を想像できるようになったし、陰謀論として扱われていた日ユ同祖論に根拠を与えてくれた。
縄文時代は巨石文明により平和が保たれ、その建造に海洋民族ラピュタ人が存在していたらしい。またヤマトの建国にはシュメールからのヘブライ人やフェニキア人、ケルト人の入植が関わっており、ヘブライ人は大物主(大黒様)、フェニキア人は事代主(恵比寿様)と呼ばれていた。鉄器を持ち込んだ技術集団ケルト人はクマソ(熊襲)に繋がるらしく、驚きである。
印象的であったのは、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が2人の姉妹、美人な此花咲夜姫(コノハナサクヤヒメ)とそうでもない磐長姫(イワナガヒメ)のうち、此花咲夜姫だけを結婚相手に選び、磐長姫を親元に帰してしまったという神話があるが、この実際の話は、磐長姫に象徴される日本古来の磐座祭祀ではなく、此花咲夜姫に象徴される今日の神社を、シュメールの皇子である瓊瓊杵尊が選んだことを、この神話は物語っているらしい。このように、今あるふんわりとした歴史や記紀の意味がハッキリしてくると、もっと歴史は面白くなるとしみじみ感じた。