あらすじ
幼いある日、突然義弟ができた公爵令嬢のウィレミナ。
彼女は義弟を父の『不義の子』だと思い、
また勉強や作法など何も分からない彼を指導するため、きつく当たっていた。
しかしナイジェルは嫌な顔一つせず、むしろ「姉様、姉様…」と慕ってくる日々で──!?
嫌われているはずなのに、愛されている……?
実は姉が大好きすぎる無口系義弟×強気な公爵令嬢のじれじれ溺愛ラブストーリー。分冊版第2弾。
※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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ナイジェル
ナイジェルはあっさりとウィレミナを追い抜いてしまいましたが、相変わらず彼女のことを姉様と慕ってきます。マナーもついたということで、ナイジェルにはお茶会に出席させてもらえることになりました。お茶会のことを彼女に教えてもらっている最中に、2人のおでこがぶつかってしまい、ナイジェルが彼女に覆いかぶさる形になりました。何か妙な雰囲気です。
ヒロイン自身は義弟に対する態度に後ろめたさと罪悪感を感じているみたいだけれど、元の性格がいいから、他の人はそう受け取っていないですね。
お父さまに、「できない子でもいらない子じゃない?」って感じで訴えるヒロインのあまりの可愛らしさに、おとうさま、いちころだろうなって思います。