あらすじ
戦後間もない北海道小樽で見知らぬ男に拾われた少女。彼女はそこで常人には知る事のできない世界を垣間見て暮らす――(「白眼子」)。表題作に加え、謎の転校生が日常を侵食していく中編「二日月」の全2編を収録。
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傑作です
山岸凉子先生の作品を電子化していただいたこと、本当にありがたく感謝をしています。
おかげで、本作のような傑作でありながら本が手に入れにくい作品を読むことができます。
白眼子
読み終わりに涙が溢れてしまうほどに、慈愛に満ちたお話しでした。
北海道に実在であられた白眼子という方のお話しらしく、すこし不思議ながらも現実感がある展開がさすがです。
白眼子や主人公光子の人物造形がとてもいいのはもちろんですが、わたしは白眼子の姉のキャラクター設定に惹かれました。