あらすじ
医者は普段何を食べている?、さーたり家の大胆不敵なレシピの数々、推し活でのコラボカフェ事情、医療の現場で見た「食べられない人」たちのリアル…など。
オタクで外科医&3児の母である、さーたりさんならではの「食」にまつわるエピソードを全編描き下ろし。
巻末にはさーたり家の特製レシピ10品も収録した、『腐女医の医者道!』スピンオフ!
感情タグBEST3
さーたり先生、消火器外科視点!
消火器視点の料理本てないですよね。医師の〇〇食べれば〇〇的な、自分で調理したことない献立本は思いつくけど。臨床しているからこそ判る、食事するには体力がいる。生き物として食べれなくなったら、人生を閉じるとき。のシンプルな思いと共に、毎日のドタバタも終末期の食事も、小さなひとつの思い出となりますように。さーたり先生、いつもありがとう!
面白く、じーんとする
このシリーズ、ついにさーたり先生のレシピ本まで出ましたか!
いつものごとく、夫婦なかににやにやし、こどもさんたちにほっこりし、エピソードに大笑い、そしてときどき厳しい医療の現場を垣間見る。
最後のエピソード、ちょっと目から汗が……
今回はおまけにお役立ちレシピ付き!
お得です。
Posted by ブクログ
オタクで母で医者である著者の、超個性的な目線で綴る食とは医者とは医療とはオタ活とは、色んなものを詰め込んだ一冊。
いわゆる、お医者さんが勧める、◯◯で健康に!のような本では一切無い。
というかむしろ、「◯◯を食べればいい」「◯◯をすればいい」のような、偏った、しかも断定的なことをいう医者は疑った方がいいとまで書いてあるので笑える。
曰く、良心的な医者ほど曖昧な物言いをする、ということで、それはそれで患者側からしたらどーすればいいの?という困った話でもある。
医療的な話から、毎日のお弁当作り、ヲタ活の楽しみまで書いてあって、予想以上に楽しめた一冊だった。