あらすじ
SNS上でも詳しくてわかりやすい、そしてなによりおもしろい! と話題沸騰の著者による初の著書。
人気のあるテーマをさらに深堀りし、家系図や図を加えてわかりやすく解説。
チャンネルのマスコットキャラクター、みるくともなかの軽快なやり取りも健在!
第1章 スペイン・ハプスブルク家
第2章 エジプト・ツタンカーメン家
第3章 イタリア・ボルジア家
第4章 他にもある!おもしろ王家
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Posted by ブクログ
まさに動画がそのまま本になったような作りで楽しめました。
全文会話形式という珍しい一冊だが、寧ろ「よつばch」さんらしいつくりで抜群の安心感。
BGMがないのだけが不満点か。
BGM集が欲しい。
みるくちゃんのツッコミというか持ち出す拷問道具は寧ろ動画よりパワーアップしていた気が。
パワーアップと言えば、ハプスブルク家の話とツタンカーメン家の話は動画よりも内容が本当にパワーアップしていて面白かったです。
そして歴史解説本を読んでいるのに度々笑いが漏れるという稀有な体験もできました。
家族にその度に白い目で見られたがね。
「はじめに」でも触れられていたけど、「歴史の作った数々のボケにツッコミを入れる」のがコンセプトのようで。
成程、納得である。
ボルジア家の話は動画にはないオリジナル版かつかなりのボリューム。
読み応え最高でした。
そして、お楽しみはわれらがソフィアちゃんも登場の第4章。
やっぱりソフィアちゃんいてこそのよつばchなので。
おもしろ王族、一部を除いて本当にめっちゃツッコミどころ満載のおもしろ王族でした。
最後の最後まで気を抜けず、笑いを我慢しなければならない一冊でした。
読む際は思う存分笑える環境を整えた上でご覧ください。
Posted by ブクログ
チャンネルは見たこと無かったけど、軽快な会話でギャグも挟まれてとても読みやすかった。王族の物語は、まさしくゴシップ的で興味をそそられる。
近親相姦の末アゴが発達したハプスブルク家。チェーザレの野望物語のボルジア家。アクエンアテンの尻拭いに翻弄されつつ、女性が苦労したツタンカーメン家。
それから小ネタとして、全員無能のアンゲロス家(ビザンツ帝国)。ナポレオンのディズニーランド、エルバ公国。国王の息子の反乱による悲劇のシャハ家(ネパール)。ワーグナーと逃げたかったヴィッテルバッハ家(バイエルン王国)。
Posted by ブクログ
もなかとみるくの会話形式で、家系図の解説が進む。みるくのツッコミがキレキレでおもしろく、どんどんと読み進めてしまった。
笑いながら、楽しく家系図をたどることができた。家系図に記載されている人達は、波乱万丈の人生を懸命に生きた自分と同じ人間なんだなと、親近感を感じた。この歴史上の人物との心の近さが、より興味をかきたたせてくれる。
スペインハプスブルク家は動画になっている内容だけれど、文字で読むことで、自分の好きなペースで内容を知ることが出来るし、理解出来るまで、何度も繰り返し目を通せるので、本になってくれてよかった。
チェーザレは野望のためなら、道徳心も良心も、モラルも持たない。
持てよ!一個ぐらい。
この軽快な会話が癖になる。