【感想・ネタバレ】信長の秘宝レッドクロスのレビュー

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Posted by ブクログ

イエズス会の司祭オルガンティノは信長に秘宝ルビーの十字架を献上。それを巡っての話かと思いきや三法師、秀信の生い立ちになる。全然興味なく歴史に埋もれていたけど信雄とは全然違う頭の良さ、秀信が天下を収めていたとしてもおかしくはない。
忍びの楓に十字架を託し、世に出してはならぬと三法師は遺言し信長の財宝と共に今もって見つかってはいない

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2023年07月29日

Posted by ブクログ

時代小説、特に伝記物は誰にスポットを当てるかで何もかもが違ってしまう。
しかし、戦国の世、特に信長から秀吉、家康と征夷大将軍が変わるこの時代は、武力の強さだけに関わらない陰謀、策略、裏切りの時代だった。
誰が正義で誰が悪なのか、視点が違えば180度違う。

この小説は、武田信玄の血と織田信長の血を引く、真っ当な正当性のある男児、織田秀信の存在を軸に話がすすむ。
ザビエルが持っていたとされる黄金にルビーを散らした十字架が宝物として隠された存在に。

夥しい血が流された時代。
日本統一がなされた時代。
その反面キリスト教を広めながら、最後は日本を占領地とする西洋の野望が見え隠れする時代でもあった。

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2023年08月10日

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