あらすじ
「野球の神様」ベーブ・ルース以来の二桁勝利&二桁本塁打を達成した大谷翔平。104年ぶりの快挙に世界中が沸いた。徹底解説により2人の偉業はもちろん、メジャーリーグの変遷や最新トレンドも見えてくる。
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Posted by ブクログ
AKI猪瀬氏の語りが、テレビ解説のときさながら炸裂している本。大谷部分は新しいインタビューや分析、あるいは初出のエピソードがあるわけではなく、振りかえり的に記録が記されているという印象。
でもそれに対置されるベーブ・ルース部分がおもしろすぎる。「小さな頃からビール、ワイン、ウィスキー、何でも飲んだ。タバコは5歳で覚えた」からはじまって、いやー、ほんとに野球と出会ってよかったねというワイルドさ。今だったらあり得ないわけだけど。……だからといって、昔はおおらかでよかったねなんていうつもりはさらさらなくて、なんというかそういう世界で生きていくのも大変だっただろうなとか思っちゃう。
メジャーリーグ自体も草創期で、身売り、引き抜きなんでもありの混乱期だし、そこらへんのごたごたもびっくりしながら面白く読んだ。とにかく、おどろきのエピソードの連続という感じ。
大谷をきっかけとして手に取って、メジャーリーグの歴史や歴代の名選手のことを知る本というイメージです。
Posted by ブクログ
ベーブ・ルースの偉業と、大谷翔平のMLBでの歩みを踏まえながらMLBの歴史と、その他の偉大な記録も。二人を比較することは時代や技術、道具も異なる故、安易にすることではないと思うが、大谷翔平のすごさは誰もが認めるところ。侍ジャパンでの活躍とWBCでのMVP獲得もあり、2023年シーズンもどのような成績を残すのか楽しみである。ますます大谷ファンが増えること間違いなし。