あらすじ
「少しでも私のことを女と思うのなら、私の処女を奪ってほしい」
侯爵令嬢のヴィクトリアは、王女付きの騎士になることを夢見ているが、父から「学園の騎士クラスを首席で卒業」という条件を出されていた。
しかし、どんなに努力しても三年間ずっと二位……首席は平民出身のジークだった。そして、最終試験もジークと戦い、ヴィクトリアは負けてしまった。王女の騎士にもなれず父の選んだ男性に嫁がなければならなくなり、絶望するヴィクトリア。おそらく婚約者候補は、やたらヴィクトリアにちょっかいをかけてくる、大嫌いな第三王子。
それだけは絶対に避けたいヴィクトリアは、「王族は処女しか結婚できない」という決まりを破って結婚できなくなればいいのだ、と考える。
ヴィクトリアは、切磋琢磨した学友でありライバルのジークに断られるのを覚悟で処女を奪ってほしいと頼むが「もっと自分を大事にしろ」「見合いには必ず行くように」とジークに強く言われてしまった。
目論見がはずれて、しぶしぶ挑んだ見合い当日、そこにいたのはジーク……。ジークが侯爵令息ってどういうこと!?
首席を維持していたのはすべてヴィクトリアを手に入れるためだったことも、ジークがこんなに絶倫だったなんてことも聞いてない！
男勝りで恋愛音痴なヒロインと、甘々でどこか腹黒い絶倫ヒーローのキュートでエッチなラブロマンス！
＜作者より＞
首席を争う男女、恋愛音痴のヒロイン、ハイスペックだけどヒロインからの好意に弱いヒーロー等好きな要素を詰め込みました。どうぞよろしくお願いします。
感情タグBEST3
ベル●ラ？
ヒロインの喋り方が、オ●カルが喋ってるように感じてしまいました(笑)でも、喋り方がそうなったのは後の方に書いてあり納得です。そりゃ、あんな事言われたりすればそうなりますよ。クソ野郎のせいでああなったのか…って思うと腹が立つけど、ヒーローがしっかりとお仕置きしてくれて、ヒロインからもハッキリ気持ちをクソ野郎に伝えてのは好感が持てました。あんな嫌な思いをしたのに、よく逃げずに向き合おうとしたのは凄い!!
まぁ、クソ野郎のお陰で二人はもっとイチャラブな時間を過ごしてたので大目に見てやろうって気持ちになりました(笑)他の話(エッチな下着を)のヒロインがチラッと出てきます。でも、私的にはコチラを先に読んでほしいですね。
この作品のヒーローもヒロインも両方とも素敵です!!
学校で一番になれば王女騎士になれると頑張ったけど2番だった。嫌な王子の婚約者にならないために処女を奪ってくれないかとヒーローに頼むヒロイン。
一方、ヒロインに相応しい嫡男になるために、頑張って1番になって、ヒロインとお見合いして求婚するヒーロー。ヒーローの生い立ちや周りにいる王女、父親などの思いを絡ませてストーリーが進んでいく。拗らせ王子の悪だくみもあり、全て叶ってからのヒーローヒロインのアツアツシーンがいっぱいで、最後まで楽しめました。
王女を護る騎士になりたいヒロイン。
そんな彼女を伴侶にしたいヒーロー。
ちょっとドロドロなとこもあったけど、終始一貫して、甘々。
もう、お腹いっぱい。って感じ。
生々しい
ライトノベル？がっつりＴＬですね。私の認識の違いののかな。。
お互い自分の夢のために切磋琢磨していたライバル同士が、幸せになるお話です。お互いの背景なども丁寧に描かれていて、お話自体は良いです。ただ、タイトル通りのシーンが多いのですが、生々しい表現が品がなくて好きになれませんでした。
腹黒？
タイトル通り絶倫？なヒーローでしたが、ヒロイン自身も性欲が強くお互いに盛っていたので似た者同士でした。また致すシーンの中でのセリフがどこのエロ漫画だよ、とツッコミたくなるほどだったので興醒めしてしまいました。絶倫らしくそういうシーンは多いです。完結後に番外編がありますが、読まずに終わりました。設定は好きなのですが言葉遣いなどが好みではなかったです。
