【感想・ネタバレ】米蔵夫婦のレシピ帳 2のレビュー

あらすじ

夫は“知られざる妻”を巡る旅路につく。

芸人・ケンドーコバヤシ氏、感涙!!!!!!
「オッサン読者の俺が泣いたら、オッサン主人公も泣いていた。オッサンを泣かせるレシピがここにある。」


亡き妻の料理を作って食べることで、夫は喪失を埋めていく。

妻に先立たれた時代小説作家・米蔵は、犬猿の仲である義父の言いつけにより、りほ子の友人たちに”妻の料理“をふるまうことになる。
同級生、職場の同僚、妹・・・様々な人物と交流する中で、夫である自分も知らない妻の一面を知ることになりーー

妻が遺したレシピ帳によるグルメ復活劇 最新刊!

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匿名

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不器用

りほ子さんのレシピで料理を作ることで、それまで知らなかった一面を知ってゆく主人公が不器用ながらも愛おしいです!

#泣ける #切ない #エモい

0
2025年02月25日

Posted by ブクログ

りほ子さんのレシピで料理を作ることで、それまで知らなかった一面を知ってゆく米倉卯之助。
どれだけ彼女が周囲の人間から、愛され慕われ親しまれていたのかを少しずつ知ってゆきます。

ただ、それを真に受け止めきれているのかが、いまいち分かりづらいんだよなぁ。だから、義父はいまだに敵対視してくるし、旧友は変なマウント取ってくるのです。自分が愛し、自分のことを愛してくれた人がいたということ。その素晴らしさを、もっともっと心に刻んだほうがいいのではないかな、と思ってしまう。
二人の間で完結していた過去かもしれない。それが悪いとはいえませんが、これまで歩んできた人生の関係性があっての現在だった、ということを知ってゆく要素もあるのかもしれないなぁ、と思います。
それを突きつけられたとき。また、失ってしまったものの大きさに耐えられなくなってしまうのか。その涙ではなくて、失ったものと向き合い受け止め、歩み出す強さの涙であってほしいです。

否定的なこと言ってるようですけども、大人が打ちひしがれて流す涙はしんどいのですよ。

0
2023年09月28日

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