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Posted by ブクログ
学びとは何か、について改めて考えながら読んだ。「学ぶ」ということは、単に知識や情報を吸収し、求められる答えをアウトプットするということではなく、人間として成長することなのだと思う。
今の時代、このような学びの場が求められてはいるが、現状では教師と呼ばれる立場の者たち自身が、そのような教育を受けていないので(さらに言うと、今までの教育のスタイルに順応できた者たちが多いので)、なかなかその形を変えるのが難しいとは思う。
「教え手の心のエンジンが駆動していなければ、生徒の心のエンジンなど駆動させられない」(p253)。本当にそうだ。教育の現場が、教師とか生徒とかの立場に関係なく、たくさんの心がぶつかり、あるいは共鳴し合う、そんな躍動感溢れる場になったらどんなにステキだろうか。
Posted by ブクログ
「心のエンジンを駆動させる」
昨今、リスキリングなどの社会教育に力を入れているが、学校教育により予算や資源を投入すべきではないか。リスキリングも大事だが、そもそも学生のうちに勉強をしておけば、リスキリングの必要もないし、リスキリングのための素地ができているはずだから。
こういった取組が助成や補助ではなく、普通になれば学校も楽しくなるし、社会がより良くなるのではないだろうか。