【感想・ネタバレ】ほら吹き茂平〈新装版〉のレビュー

あらすじ

いつも一緒に泣いたり笑ったり。それが夫婦っていうもんだ。
懸命に真っ当に生きる家族が明日の夢を紡ぐ、滋味溢れる時代小説。――

「沢庵は頭から尻尾まででどこが一番うまいと思う」
茂平は大工の元棟梁。いつの頃からか深川では“ほら吹き茂平”と渾名されるようになった。別に人を騙すつもりはない。悲しいことも苦しいことも、ほらに紛らせば落ち込まないことを、懸命に働くうちに身につけたのだ。今日も一向に嫁ぐ気のない我儘娘と相談に来た母親に語り出すと……。笑いと涙の人情小説集。

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Posted by ブクログ

祥伝社はこれで揃ったのかな、宇江佐真理さんの思い入れは非常に高くて、髪結は制覇してて、とにかく沁みる。茂平の法螺話一切かと思っていたのに短編集ですね。そのぶん千住庵の件が良かった おみねにお里にもうこの世にいなかったんだね、それも自分でもわかっている

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2023年11月01日

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