あらすじ
自己ベスト更新に悩むランナーのために、自分史上最速の走りが手に入るランニングフォームを徹底解説。
筑波大学陸上競技部男子駅伝監督の弘山勉氏が走りが効率になる、スピードがアップする、長い距離を走れる、最適なフォームについて独自の理論を公開。
理想の走りのヒントは「パワポジ」と「エアポジ」にある。
パワーポジションにより力を溜めて、エアポジで遠くに跳ぶ、走動作において地面にどれだけの力を伝えることができるか、最重要なポイント。
そして、速く走るためには股関節の動かし方がカギを握る。
パワーの源である腰=股関節をどう機能させるか、正しい知識を得ることで自分史上最速の走りは手に入る。
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Posted by ブクログ
ランニングに関する本は何冊か読んではいたけれど、本書は骨と筋肉の構造とダイナミクスに焦点を当てていて、外部関節モーメントといった全然知らなかった概念を知ることができてためになった。
筆者は女子マラソンの弘山晴美さんの夫でもある。
自分はこれまで「股関節のバネ」をうまく使えていなかったのだろう、と思った。そんなところにバネがあるなんて、微かにでも感じたことがないので。
接地後の支持脚に乗り込む(重心を乗せる)際に、上から圧をかけ、股関節を屈曲させ、骨盤が前傾し、大腿骨が骨盤に近づくことで、股関節のバネの力をギュッとためることができるらしい。
まずは股関節を柔らかくしないことにはどうにもそのバネを使えなさそうだ。
Posted by ブクログ
理想のランニングフォームを理論的に、かつイラストで示しながら説明されていてわかりやすい。
走り方の癖のケース別に改善するための練習方法が示されているのもいい。
理屈でわかっても、自分の走り方に取り込むには時間がかかりそうだが、1つでも2つでも取り入れてみたい。
Posted by ブクログ
理論的に説明されていて、またイラストも豊富でランニングフォームの改善やランニング省エネ化にとても参考になりました。
ただドリルに関しては動画も用意してもらえるとより分かりやすいと。
Posted by ブクログ
ランニング初心者の自分にはちょっと難しいことが多かったですが、とりあえずストライドとピッチが大事だということは分かりました。あとは、自分が実際に走りながら試していきたいと思います。