あらすじ
私は君を、愛せているかい?
Twitterで大反響を得た「パパが育休を取った話」が大幅描き下ろしを加えて書籍化!
家事には慣れているつもりだったが、子どもを相手しながらの家事・育児は想像を絶する過酷さだった…!
命をはぐくむことへの深い(考えすぎともいえる)考察と、何も考えなくてもただただ愛しい家族の日常――育休を取得してみないと分からなかったこと、妻子への愛情が深まった経験をつづったコミックエッセイ!
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Posted by ブクログ
筆者は高校で哲学を教えているということで、”おもしろおかしい育児エッセイ”の要素だけでなく、「親になるとは?」「人を愛するとは?」といった考察も織り込まれていて、面白くも考えさせられる育児漫画だった。
「育休の意義は、”負担の分担”だけでなく”喜びの共有”にもある」という話は共感できた。(喜びの部分は、育児が始まらないと、なかなか実感できないが。。。)
Posted by ブクログ
第二子の育休を取得する際の参考まで読書。共感できる点が多く、妻も長男の様子などが我が家に重なる点もあり涙していた。
育休を殊更男性という観点で特別視することなく、妻子のためにできることをしたという筆者の視点も共感できた。
いくつか印象に残った点。
•子供は親を選んで生まれて来たわけでない。イタズラ等が過ぎてイライラする時もあるが、そうした子供の境遇にも思いを馳せたい。
★育児は、負担の「分担」という側面でなく、喜びを「共有」出来る観点もある。
•いつの日か育児は終わる。すべてが思い出になる日が来る。思い出の中でも私は妻の隣にいたい。苦楽をともにした時間が、それを可能にするのだ。
•育休が終わっても日常は続く。
•あまり育児に関して男女を意識したことはなく、単純に妻子の幸福のためにできることを考えてきただけでした。