あらすじ
冷徹皇帝から予定通り断られて帰国するはずが――何故か溺愛されて困ってます…！ マクリーシュ王国の公爵令嬢・ロレインは、王太子エライアスから婚約破棄される。彼は男爵令嬢・サラの虜になったのだ。そんな二人の結婚式に招待されたロレインだが、ヴァルブランド帝国から後宮入りの話が舞い込んでくる。皇帝・ジェサミンは、後宮に献上される美姫をことごとく追い返しているらしく、困り果てた重臣たちが小国のマクリーシュにも打診してきたのだ。結婚式出席を回避したいロレインは、ヴァルブランド帝国の後宮に向かう。「お前を愛することはない」ジェサミンから定番のお言葉を頂戴し、後は帰国するだけ。のはずが……！
...続きを読む感情タグBEST3
王命で１０年婚約していた自国の王太子に恋人ができて婚約破棄され、その腹黒恋人によって傷つけられたヒロイン。逃げた先の帝国で皇帝に見染められて幸せになりました。何よりも帝国でできた公爵令嬢の友人たちがとても楽しい。
ストレスなく気軽に一気に読める
元婚約の王太子が、後に自分の事を、頭がお花畑だったと言ってるけど、王太子もその親の王や王妃も悪役の男爵令嬢の言いなり過ぎて、ドン引きする仕打ちの数々…。から始まるものの、その後は一変して、ヒロインは周りの人達にも恵まれ、ただただ、ヒーローと順風満帆に幸せになる…と言うお話でした。
読み応えがある
よくあるパターンと思ったが、ヒーローはスケールが大きくて頼り甲斐があるのに、恋愛経験がなくて照れまくる。そのギャップがまた新鮮。続きがあるなら読みたい。
脳内お花畑の王太子とその彼女。
しかも、陛下も王妃も、お花畑？
婚約破棄した、元婚約者を、王太子と彼女の結婚式に呼ぶなんて、どういう神経してるのかしら。
でも、隣国の王に見初められて、良かったです。
幸せになって。
思ったほどは
ヒロインは十年来の婚約者である王太子に「真実の愛を見つけた」と言われ言いがかりで婚約破棄されてしまいます。元婚約者の結婚式に招待されたものの行きたくないため、他国の皇帝の後宮へ行くことを決意します。そこで皇帝に見初められ元婚約者も落ちていくというよくあるストーリーでした。ヒーローはオーラのせいでなかなか女性と触れ合うことが出来ず、唯一がヒロインですぐに相思相愛になります。よくあるストーリーなので特別感はあまり感じられませんでした。私には読んでいて途中で面倒臭くなるほどでした。
