あらすじ
古代の戦乱から明治維新まで
時代を動かした合戦を徹底解剖
日本の歴史を動かした出来事や時代の転換期には必ずと言ってよいほど武力衝突=合戦がありました。覇権争い、権力構造の変遷、世相など国の命運は合戦の結果に左右されてきたのです。
本書では古代から明治維新までの主要な合戦を網羅。戦況図、主要な場面絵、武将、時代への影響などをパッと見てわかるよう豊富なイラストで徹底的に図解。
古代から明治維新までの合戦を串刺しにして一気に読み解くことで日本という国の変遷と本質を鮮やかに浮かびあがらせます。
彼らはなぜ戦わざるをえなかったのか? 先人たちが紡いだ歴史を私たちの知見に変えることは、争いをなくすための未来への糧となるはずです。
【本書のポイント】
◎61の合戦を見開き完結で一気に解説。要点をつかみながら深く学べる
◎戦況図、戦略、主要場面、武将をイラストで図解
◎大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の合戦も網羅!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
本書は古代から明治維新までの主な合戦を見開き1頁で図解。
1頁なので深いところまでは書かれていないけれど、合戦マップは分かり易いし、兵力の比較なんてはじめてみたので面白かったです。
要所要所の戦いの様子をなんとなく知っていただけの初心者の私には、日本の合戦の流れを簡潔に追いながら日本史が学べる本としてちょうどよかったです。
まだレビューは書けていないのだけれど、最近南北朝時代がマイブームなので、そこの大まかな流れだけ備忘録として書いときます。
1333年千早城の戦い
勝・楠木正成(1000騎)-負・北条高時(100万騎)
後醍醐天皇を助けるために挙兵。この時は幕府側についた尊氏が負けているんだよね。
1333年鎌倉攻防戦
勝・新田義貞(不明)-負・北条高時(不明)
兵力が不明なのが残念!どんどん新田軍が増えていくのがワクワク。
1335年中先代の乱
勝・足利尊氏(不明)-負・北条時之(高時の子)(不明)
中先代とは、北条氏の治世を先代、足利氏の治世を後代とし、その間に鎌倉を支配した時之をそう呼称しているんだって、知らなかった。
1336年湊川の戦い
勝・足利尊氏(50万騎)-負・楠木正成、新田義貞(5万騎)
泣ける結末。後醍醐天皇を怨むよ・・・
1350年観応の擾乱
勝・足利尊氏(不明)-負・足利直義(不明)
この兄弟争いについては全く分かってなくて・・・本書では理解できず。別の本読んで勉強しよう。
Posted by ブクログ
学校で配られる資料集みたい。
面白い部分もあるけど、アッサリしていて流れや繋がりがわかりにくい。これで終わり?と思う。
ある程度歴史が好きでそこそこ知識のある人には物足りないと思う。