【感想・ネタバレ】ホロウフィッシュ 5のレビュー

あらすじ

この世界で、幸せになって。堂々完結!!

「魚になって海に逃げよう。絶対離れないように、僕がしっかり掴んでおくから」

“魚化”の症状が進行する睦美を背負い、海へと消えた椎良。
それから数か月後、“魚化感染症”が地球を覆っていく中、
社会は新たな変革を遂げようとしていた。

感染者集団が新興宗教のようなコミューンを形成、
そこで教祖のように振る舞う、半魚人となった馳。

魚化こそが人類にとっての希望であると説く彼らは、
儀式として、観衆の前での杏子の感染を目論む。

これは、新時代の幕開けか、終わりの合図か。
人類を最大の試練が襲う中、
椎良たちの辿り着いた答えとは――!?

『バジーノイズ』で鮮烈連載デビューを果たした俊英・むつき潤が描く、
“終末”と“再生”の恋。
堂々完結、第5集!!

原案:麓 貴広『この醜く美しき世界』

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

ネタバレ 購入済み

追いかけてよかった

序盤〜中盤は、健気で可愛い幼馴染がいるのにぽっと出の女教師に恋しちゃう主人公の恋愛観に全然共感できなくて、読むのしんどい場面もありましたが、4巻くらいから怒濤の展開。
最終巻は読者に人としての在り方や生きる意味の探し方などを問いかけながら、圧巻のフィナーレ。
このあとどうなったんだろうという期待を持たせながらの終幕は個人的にものすごく好みでした。
前作『バジーノイズ』もですが、作者は5巻で映画のような物語を描ける天才だと思います。

#切ない #感動する #深い

0
2025年09月21日

「青年マンガ」ランキング