あらすじ
藤陵学院の総領・藤原史に想いを寄せながらも、史を破滅させる「陰の花嫁」だと予言された広瀬真十。そんなとき真十の命を狙っていたハルカが、史と結ばれる運命を持つ「陽の花嫁」だということがわかり――!?
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Posted by ブクログ
昴が常璽宮の総帥で真十がその「陰の花嫁」、史が神祇部の総帥でハルカが「陽の花嫁」と役者が揃いました。ハルカが史に全く好意を持っていないところは救いでしたけど、彼女も望まない運命に翻弄されて、ちょっとかわいそうです。
真十は常璽宮の総帥が昴であることを史に言えなくて、前半はそんな真十と昴に史がやきもきしてましたけど、後半真十がなぜ「陰の花嫁」かっていう理由も分かり、昴の正体も史にバラされて、これから史がどう動くのか楽しみです。
目の前で真十と昴が抱き合ってて、それが何の問題もない組み合わせだとしたら、好きなのに絶対に手を出せない史としては、なんとも言えないでしょうし、昴は「陰の花嫁」ってことだけじゃなくても真十のことが好きそうなんですけど、そこらへんは次巻に持ち越しかな。
楽しみにしてます。