あらすじ
ジュディス・ポッツは77歳。ロンドン郊外マーローの古びた邸宅に独り住まいで幸せな日々を送っている。まわりには、仕事やウィスキーの量に口をさしはさむ人などおらず、退屈しのぎに「タイムズ」紙向けのクロスワード・パズルを考案している。ある夜、テムズ川で泳いでいると、ジュディスは残忍な殺人を目撃してしまう。地元警察は彼女の話を信じず、ジュディスは自ら事件の調査に乗り出すと決め、ドッグ・ウォーカーのスージーと、司祭の妻であるベックスを仲間に加え、「マーロー殺人クラブ」が誕生する。別の死体が現れたとき、3人は自分たちの行動範囲に連続殺人犯がいることに気づく。3人が解こうとしたパズルは、逃れることができない罠となる――。
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Posted by ブクログ
普通の77才、大邸宅に一人暮らしの老婦人の暮らしとは、とんでもなくかけ離れた、
まさにスーパーおばあちゃん!
大きなケープを羽織って自転車を乗り回し、
暑い夜にはロンドン郊外のテムズ川をまっ裸で泳ぎ、クロスワードを作ってお金を稼ぐ。
お茶目で好奇心旺盛、「飴なめる?」は大阪のオバハンか?
どきどきハラハラ、エンタメミステリー。
続編も早く読みたい。
Posted by ブクログ
隣人が殺される所を目撃した老婦人。警察の対応が杜撰で殺人事件と信じてもらえず。自分で捜査を始めることに。途中で知り合った司祭の妻とドッグウォーカも交えて殺人犯を捜していく。
開幕ほぼ全裸でテムズ川を泳ぐ主人公で笑った。気侭に生活してたまに仕事もしてって最高に充実した老後で羨ましい。
結構捜査パートがゴリ押し多い。笑
途中から3人で交換殺人してるんだろうな〜とは読めたけど普通にリズを疑ってしまってた。
主人公の過去も最後の最後で語られるけど、すごい爽やかな感じで終わった。
MVPエマ
Posted by ブクログ
もう、あらすじだけで絶対おもしろいじゃん!と
ミステリ好きの血が騒ぎました。
訳本というのもあるかもしれないけどなかなかどくどくな翻訳だった
なんかこう、回りくどいような
頭の中に入るまでに時間がかかる翻訳でした。
でも慣れてくると愛着が湧いてくる…
とりあえずお年寄りならではの知恵の経験を使った謎解きを~~
ではなくて、ほぼ体!体当たり!ジュディスがとにかくパワフル!
え!?そこも突っ込んでいく!?
って読者も置いて行かれそうなほどの猪突猛進タイプ!
ただただ、ジュディスが優秀すぎて
3人のと言われてるのに
残り2人があまり光ってなかった。
もちろんジュディスが主人公なんだろうけど
あまりにもスポットライトがずっと
当たってる感じで、残念だった…
ミステリ要素というか謎解きは次のお話にもつながりそうな
そんな匂わせもありつつ犯人は予想しなかった展開で
ほお!!と声が出ました笑
作者さんもマーローにお住まいで
この街が凄く好きなんだろうなと思う
情景描写がたくさんありました。
Posted by ブクログ
中高年の一般女性の探偵もの。77才のジュディスとご近所さんの2人の女性が3つの殺人事件を追うと言う展開。
三者三様の人物造形もだが、何より身体を張っての犯人探しも面白かった。
Posted by ブクログ
SL 2024.7.20-2024.7.24
マーローに住む3人の中高年女性が殺人事件に挑む。コージーミステリということもあって、なかなか無理な進行もあるけど、主人公のお茶目な77歳が楽しくていい。
Posted by ブクログ
立場も年齢も違う女性3人が探偵となって協力して事件を解決していく物語。
主役のようなジュディスがミスマープルっぽいのかと思いきや、ガツガツ行動していたのが意外だった。スージーの家が解体途中なことやジュディスが最初に戸棚に隠れいた理由とか、何か理由がありそうだけど、特に何も触れられず。続編があるかも???
翻訳の構文のリズムがあまりよくなくて、読むのに時間がかかった。
Posted by ブクログ
高齢女性が主人公のコージー・ミステリー。
マーローという町の魅力もあって、思いのほか楽しめる。
イギリスの田舎町の雰囲気とか、ミス・マープルとか好きなんでね。