【感想・ネタバレ】ミッドナイトのレビュー

あらすじ

警察庁公安課特別捜査室〈サクラ〉の田臥は、警視庁刑事部長の大江から非公式のオファーを受ける。それは逃亡中のロシアスパイ親子を青森から東京に陸路で連れてこいという奇妙な任務だった。スパイ親子は、自衛隊も導入している最新鋭戦闘機F-35の最高機密を握っており、ロシアの諜報機関から狙われていた。プーチン大統領が絶対手に入れたい機密ファイルとは何か!? 次々と迫り来る刺客と田臥チームが、東北を舞台に激しいカーチェイス&銃撃戦を繰り広げる。緊迫のアクションロードノベル、「デッドエンド」シリーズ第4弾!

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Posted by ブクログ

柴田哲孝『ミッドナイト』双葉文庫。

『デッドエンド』シリーズの第4弾。第4弾はスパイアクション冒険ロード小説という非常に面白いストーリーに仕上がっている。

追う者と終われる者……

東北地方を舞台に命懸けの逃亡と激闘が描かれる。青森、秋田、岩手、宮城、そして福島と田臥が操るメルセデスS550ロングが疾走する。

今回は警視庁警備局公安課特別捜査室の田臥健吾警視が主人公だ。笠原武大と萌子の天才父娘は脇役として少しだけ登場する。また、前作『リベンジ』に登場した北朝鮮の女性工作員グミジャが再び田臥の前に立ちはだかることに。

次期警察庁長官候補の大江から非公式のオファーを受けた田臥は、ロシアのスパイ親娘を青森から警察庁まで陸路で送り届けることになる。F35ステルス戦闘機に関する重大な秘密を握るスパイ親娘に次々と敵が迫る。田臥は部下の矢野アサルと共にスパイ親娘を送り届けることが出来るのか……

本体価格820円
★★★★★

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2022年09月12日

Posted by ブクログ



シリーズ第4段。

しくじった。前作『リベンジ』を読む前に読んでしまった...

いや、もちろんそれでも十二分に面白いのだが。

本作は田臥始め、主人公となるものが入れ替わり描かれる。

ロシアのスパイがロシアから追われ、日本へ亡命を求める。スパイが所持する機密情報がキーとなる。
追うシーン、追われるシーンは秀逸だ。

シリーズで登場した北のあいつや、高IQのあの親子、あの時の彼らが次々登場。
読者としては嬉しい限り。

本シリーズを読まれる方は、ぜひ一作目から読まれたし。

しかし、あの時の親子の娘が随分と成長したものだ

0
2024年11月21日

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