あらすじ
失礼なことを悪気もなく言ったり、
繰り返し約束を破ったり遅刻したり、
すぐに泣いたり怒ったり、
じっとしていられなかったり…
理解に苦しむその言動も、本人たちが物事をどう受け止め、感じているのか、つまり“見ている世界”を理解し、その対応策を学ぶことで、ともに生きるのが楽になるはずです。
たとえば、「発達障害の人には社交辞令や皮肉が通じない」といいう困りごとの場合、その理由が「脳の特性により、言葉を字義通りに受け取ってしまう」という原因によるものだと知れば、少しは気持ちが落ち着くでしょう。
そして、「発達障害の人と話すときは、極力ストレートな表現を心掛ける」という対処法にも納得がいくはずです。
この本では、大人から子どもまで、そんな身近にある困りごとを32個紹介し、その理由と対応策を紹介しています。
「自分も発達障害かも?」と思う人も、生きづらさの正体を知ることで適切にサポートを受けたり、対応策をとったりしていくことで、困りごとが解決されていくことでしょう。
特性を持つ子どもの親御様も、子育てが少し楽になるはずです。
定型発達の人でも、発達障害の特性に似た傾向を持つ人は、決して少なくありません。
また、発達障害との診断はくだらなくとも、発達障害の特性を持つ“グレーゾーン”の人もいます。
発達障害なのか。
グレーゾーンなのか。
定型発達なのか。
そういった診断的な面だけにこだわらず、さまざまなコミュニケーションの困りごとを解決するツールとしてこの本がお役に立てれば、これほどうれしいことはありません。
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Posted by ブクログ
◎読む目的
発達障害について理解し、自分にも落とし込んでいくため
◎学び
・発達障害を持っている人と定型発達の人とは、見ている世界が違う。だから周りとずれてしまったり、軋轢が生じることがある。
→努力の問題でない
・発達障害は脳の先天的な特性であり病気でない。機能に偏りが定型発達の人よりあるだけ。人の数だけ特性があると思えば、そこまで重く考えなくていい。
・ADHDとASDのように特製で分けるというよりも、困っている事柄で対処する。先入観が生まれてしまうし、ADHDでも多動や衝動がない人もいる。人の数だけタイプがある。
→特性にこだわるよりも、自分はどうなのか?どんなことに困っているのか?を考える。
▼特性メモ
・多動性、衝動性はない→衝動買いとかない
・お金の管理とかは得意
・ASDで当てはまる部分
こだわり
ルーティンワーク得意
自分ルールを最優先にしがち
興味あること、ないことの差がある→社会人になってから相手の興味あることも好奇心をもって聞けるようになった
ストレートでなく周りくどく言われるとわからない時がある
よくも悪くも周りを気にしないし流されない
耳だけで聞いたことは抜けやすい
メモしながら話を聞くことがマルチタスクで苦手
表情が乏しいので、感情が相手に伝わりにくい→フラットに考えれる長所の面もある
▼得意
・感情に流されずにフラットに物事を多角的に考える
→周りの意見や流行に流されない
▼苦手
・臨機応変な対応
同一性の保持→いつも同じ行動を好み、考え方が固定化されることで、急な予定変更や環境が変わることを極端に嫌う
エキスパートになる道もある
・複数人でのディスカッション
・自分の正義を柔軟に捉える
正しいと思ったらいってしまう
・自分の世界観を大事にしてしまい、こだわりや自分ルールを大事にしすぎと思われる
・タスクの優先順位をつける
→どれも大事に思える
・マルチタスク
→話しているとわからなくなるし、スケジュールや予定が崩れるとパニックになりやすい
Posted by ブクログ
空気が読めない、会話が成立しない。優先順位がつけられず、約束時間が守れない。はまると我を忘れる。臨機応変に対応できない。夜は寝られず、朝は起きられない…ADHDは20人に1人、ASDは100人に1人。付き合いにくいと感じられる中、彼らも傷つき安さを抱えている。一方、肯定的な面もある。多動性の行動力、抜群の記憶力、発想力という強力な武器。発達障害は病ではなく特性。理解が必要。とはいえ、安易に行動の問題を発達障害に帰着するのはよくない。悪意ではないのか、矯正可能か。個性を尊重しながら生き易い社会を目指すべし。
Posted by ブクログ
・注意散漫、自分の興味を持てない話には集中できない。マインドワンダリング。
会話中でもマインドワンダリングしたり(ADHD)、自分の世界に逃げ込んだり(ASD)。
→うまく興味ある事柄に結びつけて話を聞けるようにもっていく
・「後回し」
優先順位がつけられないASD、どこから手をつければいいかわからない
目移りしてしまうADHD、新しく発生した案件に気持ちが向いてしまい重要案件に手をつけられなくなったり
→ASDの人には優先順位の意識づけを。
ADHDの人には気が散らない環境を。
特性を見極めてフォロー。
ToDoリストを毎朝更新して目の前に貼る
・「遅刻グセ」
時間の見積もりが下手
本人が申告した3倍の時間がかかると踏んで準備を始めるように促す
“見積もり時間×3の法則“
相手に合わせて幾つかの対策を用意することが得策