あらすじ
高断熱住宅の設計・施工ノウハウをまとめた本「最高の断熱・エコ住宅をつくる方法 カラー最新版」の5年ぶりの大改訂です。
最新の法令や技術・工法、新製品などの情報のアップデートはもちろん、
筆者の経験をもとにした温暖地の家づくりのノウハウや、窓の断熱、日射遮蔽・取得技術、パッシブ技術も含めた冷暖房計画などの内容を新たに追加しました。
現役の建築設計者による「つくれる」エコハウス本の決定版、ぜひご覧ください。
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Posted by ブクログ
家の快適さには、室内の温度差が少ないことが大事なんだな。
この本を読んで、寒さや急激な温度差が不快なだけでなく、脳卒中や心臓病、神経痛、リウマチなどの健康リスクにも関わっていることを知って、危機感持った。
とはいえ、「全ての部屋が同じ温度が理想」というわけでもなく、場所によって“ちょうどいい温度”があるというのも面白かった。例えば、トイレみたいな臭いが発生しやすい空間では、ヒートショックや結露が起きない程度にやや温度を下げた方が良い、というのは確かに。。
あと、「吹き抜け」は熱効率が悪いってよく言われるけれど、実は家全体の温度を均一に保つのに役立つという話も新鮮だった!
断熱性能が高い家は、夜に暖房を切っても朝の室温は1〜3度しか下がらず、起きたときも寒くない。しかも夏掛け布団だけで冬を越せるっていうのは、本当に…?本当に…?ってなってる。
マンションの中部屋+内窓ありに住んでたことがあるけど、冬用布団は必要だったし(毛布はなくせたけど)。。
湿度についても勉強になった。
高すぎるとカビが生えやすくなり、そのカビを栄養にダニが増えて、ダニの死骸や糞がアレルギーや喘息の原因になる。。。「ひえー」ってなったし思い当たる。。
でも乾燥しすぎると、今度はインフルエンザウイルスの生存率が上がってしまうので、適度な加湿が必要とのこと。湿度の管理も大事なんだな。。
Posted by ブクログ
最新の高断熱・高気密住宅の構法と性能に関する技術を紹介。自身も積極的に高断熱・高気密住宅を建設して来ている。どの構法や材料が良いとは言い切らず、それぞれのメリット、デメリットを解説しているところが素晴らしい。