【感想・ネタバレ】新シャーロック・ホームズの冒険のレビュー

あらすじ

初老の男が服毒による変死を遂げたと新聞で報じられた朝、三十代前半の女性がベイカー街221Bへホームズを訪ねてくる。彼女はアビゲイル・ムーンと名乗り、ダミアン・コリンボーンなる男性の筆名で探偵小説を書いている。コリンボーンといえば、相棒ワトスンの本棚にも作品が置いてあるほどの売れっ子作家だ。依頼の内容は、「真犯人に被害者と犯行の手口を盗まれた、自分の無実を証明してほしい」。彼女は次作に向けてストーリーの構想を練っているところだったが、昨日ヴォクスホール公園で死んだ男は、被害者として自分が選んだ人物だった。なぜ変死事件は起きたのか? ホームズとワトスンは調査に乗り出すが……。

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Posted by ブクログ

女流小説家がまだ世の中にあまり定着していないろロンドンを舞台にしたホームズパスティーシュ。長編だが各編が短いため読みやすい。
せっかく依頼人のキャラは特徴的だったのに活かせていない感がある。ちょっと読んでいてワトスン博士が不憫な扱いな気がした。とはいえシャーロック・ホームズシリーズの新作は歓迎すべき

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2023年02月09日

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