あらすじ
元聖女、初めての感情に…平常心を保てません……!! 王国から離れた街ユーレアスの古い教会で専属騎士兼お世話係のロランと二人で充実した日々を過ごしていた元聖女フレメア。そんな時、かつての婚約者であり王国の第一王子ユリウスが訪ねてくる。突然の来訪に警戒するフレメアとロランだったが、ユリウスの口から語られるのは、変わり果てた王国の姿で──。裏切られ、自分を追放した人々を前にフレメアのとる選択とは……? 追放された聖女と最強護衛騎士のほんわかスローライフ、第2巻!
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フレメアは封筒の押し花だけで察していたので、人の手紙を勝手に読むヒロインにはしないでほしかったなーと思いました。
でも1巻ではねぼすけでゆるゆるなところが目立っていたフレメアが、王都でも魔物の前でも毅然としていて、かっこよかったです。
今さらではありますが、ロランへの気持ちもさくっと気づいてよかったです!
はっきり言える主人公が素敵
主人公はのほほん天然なだけかと思いきや、元いた国の国民に対して無駄に絆されることもなく、気持ちにけじめをしっかりつけるところ、王女に言うべきことは言うところなど、芯の強さが見えて読んでてスッキリしました。
また、ロランへの気持ちもちゃんと自覚したし、無自覚鈍感じゃないヒロインはやっぱいいね。応援したくなる。
この先のストーリー展開もロランとの恋愛要素も期待してます!