あらすじ
人質として送られたヒト族の王子・エリシャは、獅子王・ディオンとの謁見で項を噛まれる。故郷で「獣憑き」と迫害されるオメガだと発覚し、孤独に苛まれるエリシャ。一方、かつて父王が「運命の番」に溺れ、周りを不幸にした轍を踏むまいと、ディオンはエリシャに会わないと宣言する。だが蠱惑的な柘榴の香りに誘われ、眠るエリシャの許を訪れずにはいられない。夢うつつの中で誰からも必要とされていないと涙を流すエリシャに、ディオンは「俺が貰って構わないな？」と告げ…？
【電子特別版】貫井ひつじ先生書き下ろし！ 本編のこぼれ話を電子版だけに特別収録！
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感情タグBEST3
可哀想で可愛い
エリシャの境遇が本当に不憫で、冒頭から涙ちょちょぎれ。
運命ぬきにしてもディオンは彼を放っておかなかったと思いました。
ディオンからの、そしてディオンへの愛に癒されて正気を取り戻していくエリシャが良かった。
子供が産まれて、可愛い可愛い獅子の子供たちにわちゃわちゃ囲まれてるエリシャとか見たかったです。
獣人オメガバース
獣人でオメガバースかー
いろんな世界があるんですねー
でもせっかくのオメガ設定なら、エリシャの「出来損ない」の汚名返上と半獣だった乳母の地位向上の意味で、エリシャに子どもができたらよかったかな
