あらすじ
ショッピングモール「スワン」で無差別銃撃事件が発生した。死傷者40名に迫る大惨事を生き延びた高校生のいずみは、同じ事件の被害者で同級生の小梢から、保身のために人質を見捨てたことを暴露される。被害者から一転して非難の的になったいずみのもとに、ある日一通の招待状が届いた。5人の事件関係者が集められた「お茶会」の目的は、残された謎の解明だというが……。文学賞2冠を果たした、慟哭必至のミステリ。
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Posted by ブクログ
面白かった!!事件の真実がが気になってしまい、ノンストップで読みました。読み進め、真相が分かるにつれ登場人物の印象が一気に変わる。読後感も良かったです。
二人のオデット&オディールが見たい!!
Posted by ブクログ
この子が16歳なのがすごいと思った。強すぎる。
呉さんの本は、色んな立場の人がいろんな場面で何かをしてしまうそれを世間では罪と言われるけど本当に?
ってところに光を当てることが多いのかな、と、爆弾を読んだ時に思い、こっちの作品の方がそれがもっと細かく描かれていると感じた。
個人的に炎上とかあんま興味ないから人々のバッシングがどんなに酷いのか分からないからかもしれないけど、16歳の被害者である少女に対してこんな責め方を日本と言う国はするのだろうか、とゆーのが最初に気になってしまった。
そんな酷い国じゃないと思うんだけど,未成年に対して、てかこの子普通に被害者すぎるからって思っちゃったから、最初そこに入り込めなかったけど、でも結局話にすごい吸引力がありすぎて一気に読んでしまった。
どうしようもないほどの罪の意識と、それを逃れたい意識と、責めたい意識と、そんなもんは誰にでもあるわけで、でも、そこに出てくる人々の中には、許しと言う概念は一切なく進んでいく。
本当の人間界だったらそこに許しがどこかで混ざると思うんだけど、いずみちゃんの最後の決意が唯一許しなのかな。
呉さんの小説はヒリヒリするけど、最後にそれを凌駕する光のが強いから、そこに救われる気がする。
スワンの端から端まで踊れてよかったね。
Posted by ブクログ
ショッピングモールで起こった無差別銃撃事件
問題はそれではなく、生き残った人間と無責任な社会の反応。生田の言う「でもやっぱり、見殺しというのは、あまり、よくないと思うけど」とは、誰に向けて言われたのか、言葉なんて、発した瞬間から嘘になるんです。