【感想・ネタバレ】清水エスパルス30年史 (B.B.MOOK1582)のレビュー

あらすじ

清水エスパルス30年史/対談:鈴木唯人×松岡大起、竹内涼×市川大祐/インタビュー:西澤健太、権田修一/立田悠悟が紹介するエスパルスの選手たち/澤登正朗が選ぶ「5戦」/OBインタビュー:トニーニョ、サントス/メッセージ:レオン/ヒストリー1992-2022/在籍全選手&監督名鑑

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Posted by ブクログ

清水エスパルス創立30周年記念本。サッカーマガジン特別編集です。広告で気づいたのだけど、サッカーマガジンって隔月発売なんですね。昔は毎週発売だったし、W杯の時なんかは週2回とかだった気がするのになぁ。寂しいものです。

30周年を振り返ると、やはりアルディレスとペリマンの時代が黄金時代で、そこを越えることはできていないのだと痛感。一番近づいたのは長谷川健太体制でしたね。ナビスコでタイトル獲得していれば、また違った結果だったとは思います。見に行ったんだよなあ、国立。健太体制の終幕と共に、多くの主力が抜けてしまったことも痛かった。そして、ゴトビ体制になり健太の貯金を使い潰してしまったように思います。
今思えば、SBに中盤の選手(石毛や河合)を置いてゲームメイクに参加させようとしていたという意図だったのであれば、早すぎたのかもしれない。そういえば、クラモフスキーのSB石毛はもっと見たかった。ケガがなければねぇ。
J1にいることと、チームの特色を作ることと、上位進出を目指すこと。この3つを同時に進行させようという難題に挑んで、監督交代を繰り返す最近のエスパルス。ギリギリで降格せずに踏みとどまっているけども、踏み外してしまうと今度こそ崩壊してしまいそうな危惧も覚えます。選手が揃っていないわけではないんですけどねぇ。
どんな成績であれ、応援することは決まっているし、離れることはないのだけど、開放感が欲しいのです。

記念本にはつきもののベストイレブン企画。まいつきが選ぶ歴代エスパルスのベストイレブンは、

北川の1TOPと三都主と岡崎の左右のウインガー。
小野と澤登と伊東の逆三角形の中盤。
左から吉田、森岡、平岡、市川のDFとGKは権田です。

夢があるな、いい。
三都主と北川と岡崎でバシバシ点取ってもらいたい。その3人に小気味いいパスを供給するし、守備もできる中盤のレジェンド。潰し屋じゃないけど、戦術眼の高さゆえの守備力。
DFリーダーの森岡を中心に蓋をして、両SBが機を見て攻め上がって高精度のクロス。そして最後の砦の権田です。
夢があるね、いい。

澤登と吉田と平岡は同郷なので、是非とも入れたい面子。平岡に至っては同中ですしね。年齢離れているので接点はないですが。
他にもたくさん入れたいメンバーはいるのですが、キリがないので。高原とか。

2022も苦戦が続いているエスパルスですが、監督交代で逆襲の兆しは見えていると思います。DFの裏を狙うことと、サイドを広く使うことが徹底されているので、バイタルが時間経つにつれて空き出す。そこを鈴木唯人がゴリゴリついてくれればワクワクするのになぁ、と思っています。監督変わってから別調整なんですけどね。
マリノス戦で5失点しましたが、あれは完成度の差が出たことが一番だったのかな。ハイプレス交わせないと相手がどこであれ、ああいう形になってしまいます。そこの成熟を待つだけかな。
うまくいえないですが、ゼリカルド監督が就任して短いですが、なすすべなく完敗というゲームがないので期待している限りです。

次の10年20年に向けて、成長と躍進あるのみ。新スタジアム建設の機運も高まっていた今、肝心のチームが低調では意味がないですからね。
選手の歓喜が応援している自分達の歓喜です。今までもこれからも。

共にゆこう、いつまでも、俺たちがついている!エスパルス!!

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2022年07月16日

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