あらすじ
今日もひめもり町で平和に暮らす短髪と長髪。
一見怪しい占いの店を営んでいる長髪の姉・ジュリアと遊んだり、本気の仮装大会を楽しんだり、カルガモお引越し見守り隊(KOMT)に入隊したりと自由に生きています☆
ダラダラシュールコメディ第4巻!!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
この(4)も、タイトルに偽りなし、だった。
基本的に、自分は見た目が、どこにでもいそうっつーか、モブ丸出しなので、この『見るからに怪しい二人』のメインを張っている短髪と長髪、周りから、どう思われようと気にせず、自分らしさを出せる見た目を一貫させている二人には、ただただ、憧れてしまう。
奇抜ではあるけど、堂々と生きていれば、何ら恥ずかしくない、と思わせてくれる。
ただ、まぁ、さすがに、いきなり、ここまで一気に振り切れはしないので、せめて、髪型からちょっとずつ大胆にしていこうか。
この二人を筆頭に、見た目が強いキャラばかり出てくる、『見るからに怪しい二人』だけど、一向に、日常コメディ漫画として破綻しないのは、やはり、凄い事だ。
作品がぶっ壊れるギリギリのラインまで攻めているからこその面白さだ、と改めて感じる(4)だった。
しかも、この(4)では、以前から、ちょいちょい、出番があり、人気も確実に上がっていたであろう、マモルくんとスーちゃんの距離が、予想以上に縮まっていたので、結構、ビックリさせられた。
なし崩し的に、スーちゃんの相棒の座に収まってしまったマモルくんが、これから、どう活躍するか、楽しみだ。
また、新キャラであるマダムジュリアも、これまた、クセがド強いので、ますます、作品全体が面白くなりそう。
この(4)は、どの回も面白かったが、個人的に笑いのツボが押されたのは、143回目「ちゅるちゅる」だった。実際、どの家にもあると思うんだよな。家でしか通じない単語が。それを、うっかり、外で言ってしまい、親しい人に聞かれてしまった時の精神的なダメージのデカさと言ったら・・・ミーくんと有明の組み合わせで、このネタをやったのが上手いよなぁ。
この台詞を引用に選んだのは、確かに、と思えたので。
見た目が派手じゃない、名も無いキャラに、この台詞を言わせる事で、あえて、説得力を生じさせている感じだろうか?
実際、彼の言う通りで、罪を犯した人を広い心で許すのは難しい。
どうしたって許せない事もあるにしろ、自分の中で議論を重ねて、ギリ許せるって結論が出たのなら、やっぱり、その後の事を考え、相手を許す努力をした方が良い気はする。
もっとも、私が謝ってやったんだから許すのが当然、と思っているような奴とは、縁を切った方が良いとは思う。
「あの・・・赦すって、簡単じゃないけど・・・どうか、チャンスを与えてあげてください!」(by勘違いされていたサラリーマン)
匿名
面白いし、ちょっとずつお姉さんとか、家族も出てきて笑えるし良いんだけど。
1巻の面白さというか笑いのインパクトからはトーンダウンしてる感じは否めないかな。
でもきっとこれからも読むんだけどね(苦笑)