【感想・ネタバレ】女の子がいる場所はのレビュー

あらすじ

「ここに描かれている遠い国の少女と
私たちは一緒だ。
そう、私たちは差別される側。
認めるのはつらいけど、事実を知れば知るほど
『ぶち破ってやるぞ!』と力が湧いてくる」
山内マリコ(作家)

「こんな世界が情けなくてやるせないけど
知らないままの方がよっぽど恥ずかしいから
ページをめくる手を止めない
冷笑的な態度に負けたりするもんか
生まれついた性別で
育った場所で
奪われる夢があるなんて
絶対に間違ってる」
宇垣美里(フリーアナウンサー)


「わたしたちは結婚しないと生きていけないの?」
サウジアラビアに暮らす10歳の少女サルマ。同級生の姉は、顔も見たことのない8つも年上の男性と結婚する。外ではヴェールが必要で、大好きだったサッカーはもうできない。

モロッコ、インド、アフガニスタン、そして日本……国も宗教も文化も違う少女たちに降りかかる「女の子だから」を見つめる作品集。


◎ダークでファニーな怪談御伽噺『かわいそうなミーナ』も同時発売。

◎やまじえびね ビームコミックス好評既刊
『レッド・シンブル』全3巻『ナイト・ワーカー』『アイム・ノット・ヒア やまじえびね作品集』『女神たちと』(共著:河井克夫他)

◎コミックビーム 公式ツイッター
@COMIC_BEAM

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Posted by ブクログ

ネタバレ

これは海外の、そして日本の、女の子たちの現状。どの話もはっきりと解決はしていなくて、こんなことがあると知り、これからどうしたいか、どうしたらいいのか、今後を考える物語。

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2022年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こんな世界があるなんて知らなかった!

家の外で親族以外の男性と行動ができない女性。
学校に通わせてもらえず文字の読み書きができない女性。
生活のために嫌なことをさせられる女性。

『女の子がいる場所は』
日本と異なる宗教や家族構成の国には、私たちが知らないことがある。
本書を読んで知った習慣など3点を紹介します。

1つめ、イスラム教の家の中で家族の前では髪を覆う布を外していること。
2つめ、お金や権力で女性を利用する人がいること。
3つめ、一夫多妻制で、複数の夫人は別々に暮らしていること。

内容は、家族の事情が絡む中での女性の人権など、まんがで柔らかく取り上げられている。
巻末は、タリバンが政権を取り戻した2021年8月のアフガニスタンについてのストーリーで締めくくられる。

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2022年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

様々な国で女の子が受けている差別。
学校では中々学ぶことができない。

自分の身近でも、実際に起こっているかもしれないことを、知っておかなければならない。

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2024年07月04日

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