【感想・ネタバレ】遺跡発掘師は笑わない 榛名山の荒ぶる神のレビュー

あらすじ

宮内庁職員の降旗から、海外で新たに起ち上げる発掘派遣事務所への移籍を打診された無量は、迷いながらも群馬の発掘現場へ赴いた。
学術調査が目的だが、依頼人は無量の〈鬼の手〉に期待し、わざわざ指名してきたのだという。

発掘現場である、榛名山の噴火で埋もれた集落遺構からは、徳川埋蔵金と思しき千両箱が出土し、大騒ぎに。
なんと中には古墳時代の埴輪が入っており、マスコミも取材に押し寄せる。
しかし無量は、宝を前にしても全く反応しない自身の右手に強い不安を覚えていた。
これほどのものが埋まっているというのに、右手は全く熱くならなかったのだ。
能力を失った自分は、いったい何者なのか――。

しかも無量を狙う民間軍事会社GRMの動きも怪しく……!?
日本中を発掘する大人気ミステリ、待望の第15弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

榛名山だから、日本のポンペイの話になるのかと思いきや、徳川埋蔵金だの明智光秀だの幕末の話だの出てきて、時代が大きく前後。
どうなってるの!?
反応しない「鬼の手」
それぞれの将来に悩むメインキャラたち。
風呂敷が広がったまま終わってしまったので、これがどう畳まれるのか楽しみ。

それにしても、いつも盗まれるね、発掘したもの。
今回は千両箱に埴輪に鏡と組み合わせからして凄かったけども。

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2023年06月12日

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