あらすじ
暗い、汚い、かび臭い――陰気なイメージのカビが、美食界では大ブーム!
レストランで著者が見たものとは…。
ほかスマホや文化財に生えるカビなど、意外な一面に驚きつつ、かしこい付き合い方がわかる!
本書は2020年に弊社より刊行された書籍の文庫化です。
文庫化にあたり、カビをどう防ぐのかについての章を設け、実用的にも充実した内容となりました。
(章立て)第一章 食べるカビが大ブーム
第二章 カビの正体
第三章 思わぬところに生えるカビ
第四章 冷蔵庫・エアコン・洗濯機──家電のカビの今昔
第五章 カビ対策 一に乾燥、二に乾燥
第六章 石灰岩帯と山火事の後
第七章 カビは体にどのくらい悪いのか
第八章 ヒトとカビの闘い
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ウィルス系の本を読んでちょい疲れだ後で読んだら…
めちゃめちゃ引き込まれてしまった!
この本、おもしろかった!
なんせテーマが「カビ」
身近にあるアレですから、わかりやすい!
そして生活に密着した内容から驚きの科学的な話まで!
エアコンやら浴室やらパンやらゴムパッキンやら…
なんにでも生えて切るカビ
あいつらはプラスチックでもガラスでもなんでも生える
弱点はないのかい?
そもそも何なの?
的なことから、
人間のお役に立つ話や実は現在だからこそ繁栄したカビの話やら、今、私たちの浴室にいる赤いやつやらから読み解く東南アジア発祥のカビが世界を制す!?的な話まで…
著者の浜田信夫さんは大阪市立自然史博物館外来研究員とのこと。
ぜひとも、「カビの世界展」を開催して欲しい!
見に行きます!!
Posted by ブクログ
クーラーのカビのことなどが気になって読み始めたが、カビのさまざまなエピソードが多角的に紹介され、面白かった。
読んでいる最中に、紅麹の青カビのニュースもあり、ますます興味深く読んだ。どのエピソードも「ほほう」と思えるもので、もっと深く知りたいと感じた。
終わったところで紹介された中高生の研究の話もとても興味深い。研究結果ももちろん興味深いが、中学生の研究が着実であり、さらに高校になっても続けていて、こういうふうに自然に研究していって、研究者の卵になっていくのだろうなと、感慨深かった。
エピソードがそれぞれ完結しているので、読み進めるのは遅かったが、どのエピソードも面白かった。読んでよかった。