【感想・ネタバレ】横山光輝で読む三国志のレビュー

あらすじ

1800年の時を経て、なぜ『三国志』はいまも面白いのか?

横山『三国志』を読み進めながら、吉川英治から湖南文山、羅貫中、陳寿までの『三国志』の独自性とその魅力を楽しく徹底解明。これまで誰も書くことのできなかった感動?の“三国志”。

連載開始50周年!! 横山「三国志」の名場面116ページ、著者撮影の三国志ゆかりの地写真など54点掲載。名場面もゆかりの地写真も、そして図版もすべて著者の心のこもった名文キャプション付き。

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Posted by ブクログ

本書では横山『三国志』の名場面が挿絵として挿入され、漫画の世界に浸りながら三国志の歴史を学ぶこと事になります。漫画だけでなく写真や図版も豊富に掲載されているので現地の様子がイメージしやすいです。

また、横山『三国志』と他の『三国志』の違いも語られるのでここも非常に興味深いです。横山光輝先生の意図やその素晴らしい演出ぶりがよくわかるのでこれは面白いです。やはりあの漫画はとてつもない傑作だったのだと改めてうならされることになります。あぁ、また読みたくなってきてしまいました。

中国史は国や都市、人物名が大量に出てくるので混乱してしまいがちですが、やはりそこに漫画というビジュアル要素が加わってくると違ってきます。覚えやすさが段違いです。

そうした意味でも歴史を楽しく学べる横山『三国志』はやはり秀逸だなと改めて感じた一冊となりました。読み応え抜群のおすすめ参考書です。

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2024年08月15日

Posted by ブクログ

吉川英治の漫画版位にしか認識していなかったが台詞や場面の創意工夫をみるにキチンと三国志演義も読み込んで読者にわかる様に描かれている事が渡邉先生の素晴らしい解説で分かった。
横山光輝先生の『史記』も傑作だがこうして解説を読むと横山光輝三国志という名称を冠せられる程の名作である事が再確認される。

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2024年08月11日

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