あらすじ
田舎と王都を行き来して
自分の居場所をつくっていく
充実した異世界スローライフ!
家族を失い、ひとりぼっちになったクレトは謎の存在によって
異世界へ転移し、どこへでも行ける《空間魔法》の能力を授けられる。
王都で自分にしかできない《空間魔法》を使った仕事をしながら、
のどかな風景が広がるハウリン村を訪れる。
王都と田舎、それぞれで出会う人々と交流を重ね
人間のつながりやぬくもりに気づいたクレトは──…。
感情タグBEST3
なんだか皆んな疲れてるんだね
現生ではひとりぼっちになって、仕事も嫌で逃げ出したいと思っていたところに、異世界へチートな空間魔法を得て転生した主人公。その魔法を使い働き始めたら、やっぱり忙しくなり過ぎて、スローライフをおくりたいと思いはじめる。なんだか皆んな忙しすぎて疲れちゃってるんだね。
ほっこりする
異世界癒やし系作品です。
画がわりと細かくて自分好み
田舎と都会を行きする
ほのぼの日常癒やし系で語られる作品
なんかうっかり異世界に連れて行かれた身寄りのない社畜(神様っぽい存在からのチートスキル付き)青年27才の、流されるまま冒険者→転移荷運び生活って感じ。
次巻アタマくらいにはタイトル回収かな。
高いところ転移とか、ちょっと間違えると「いしのなかにいる」になりそうな時空魔法、躊躇わずにガシガシ使っていく主人公割とキモが座ってる。
Posted by ブクログ
主人公クレトが授かった魔法は「空間魔法」で、一般的な風・火・水・土の四元素に属する魔術とは異なるものだった。ところがこの魔法が凄くて「"最強"なんじゃないか」と思った。何と言っても瞬時にテレポートが出来る。「亜空間収納」も使える。その能力を生かしてクレトは冒険者の移動や荷物持ちをして収入を得ることを思いつく。やがてクレトの能力に注目した商人エミリオにスカウトされ、全国各地に買い付けに出かけ、エミリオ商会を急成長させることに成功する。
クレトは王都から遠く離れたハウリン村にもう一つの拠点を持ち、王都とハウリン村の「二拠点生活」を始める。これも一度行った場所ならいつでも「転移」が可能なクレトならではの発想だった。クレトはハウリン村の農産物が王都と比べて大きく、味も素晴らしいことに気付いて、商会で取り扱うことをエミリオに提案する。ハウリン村の住民たちはそれほど大きく美味しい作物を作っているのに自覚がなかった。彼らにはそのサイズ、その美味しさが「当たり前」で、王都の人間にとっては野菜は小さいものが「当たり前」という「常識のずれ」があった。
”瞬時にいつでも別地点に転移することが出来、「亜空間収納」で大量の品物も運べる”ということは、距離があることから生じる「認識のずれ」を発生させないことになる。ハウリン村は田舎で人の交流が少ない場所だからこそ、「情報の共有」が行われず、「常識(認識)のずれ」を招いた。「物理的距離」とは、「情報断絶」とイコールなのだ。
とすれば、人間はクレトのような「空間魔術」を持たなくとも、段階的に同じ力を獲得してきたと言える。まず最初は印刷技術によって。そして次はテレビなどの放送技術によって。そして現代はネットによって。
"知らない間に私たちはチートな魔法を手に入れていた"というのも、漫画みたいな展開じゃない?