あらすじ
かつてないアイドル”ビジネス”コミック
主人公は、大手芸能事務所「ムーンライト」の新入社員・小林竜馬。
ムーンライトが手掛ける新アイドルグループプロジェクトに配属された彼は、まずは進行中のオーディションでメイキング映像を取ることを命じられる。
そこで小林は、「アイドルビジネスのリアル」を知ることになって!?
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「誰もが15分だけ有名になれる」
アンディ・ウォーホルの言葉はインターネット時代の到来によって現実味を増し、幾度となく引用されたことだろう。
それでは、何を捧げれば15分以降の世界に到達できるのか?
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映像化もされた『左ききのエレン』の鬼才・かっぴーと新鋭・戸井理恵が紡ぎ出す、前代未聞の「アイドルプロデュース譚」、開幕!!
感情タグBEST3
リアル……
キラキラした世界の裏側を描いていて、めちゃくちゃリアルなお話だと感じました。
これからどうなっていくのか楽しみです。
リアリティ
アイドルに詳しい人が書いたのではなく、代理店や事務所など含めた、業界に詳しい人が書いたようなお話である。リアリティがある。
ま、そりゃね
原作「かっぴー」。
言わずと知れた、「左利きのエレン」の作者。
という事で、働く人たちの魂を揺さぶる感は相変わらずすごい。
一方で、「狙ってやっている」感も相変わらず強い。
「左利きのエレン」が、アートディレクターの話から広告代理店の中間管理職の話へと変化。
派生作品の「アントレース」はファッションデザイナーの話。
そして本作は、アイドルプロデューサー系の話?
いずれも一般的には「華やかで輝いている」ように見える業界。
もちろん、裏ではそんなこともないキツイ仕事というのを見せつつも、やはり夢とやりがいがある仕事という方向でまとめている。
これに憧れるというか、惹かれるんだよね。
狙って書いているあざとさを感じつつも。
今回の作画は戸井理恵という方。
調べてみると、もともとUSJの専属似顔絵師をされていたという異色の経歴の方らしい。
その割には、キャラ絵が似通ったイメージではあるけれど、約1名を除けば「左利きのエレン」とは系の違うキャラ。
その「約1名」が、本作でもキモとなる登場人物で、強烈な「岸あかり」キャラ。
1巻の表紙を飾るなんて、完全に狙ってるでしょこれ。
そう思うと、パターンは一緒なのよね。
ただ、それでも惹かれてしまう自分がいるのだけれど。
左利きのエレンの原作者
「左利きのエレン」を全話読み、同じ原作者のお話が1巻無料だったので読んでみました。
作画は違うのに、左利きのエレンを読んでいるようですごくくどいなと感じてしまいました。
おそらく大元のネームは原作者さんだと思うので、コマ割なのか画面構成なのかセリフ回しなのか…左利きのエレンはストーリー上そのつくり?構成?があっていたと思いますが、アイドルをテーマにしたお話には合わない気がします。
原作者さんのクセというか味なのかもしれませんが、ちょっと続きが読みたいとは思えなかったです。
イマイチ
芸能界ものですが、誰に感情移入して読んだらいいのかイマイチわからず。
アイドルになりたいヒロインなのか、マネージャー見習いなのか、プロデューサーなのか…